令和4年9月30日(金)午前
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閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件4件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、経済産業大臣から「外為法に基づくロシア連邦に対する制裁措置を実施するための輸出貿易管理令の改正について」、総務大臣から「労働力調査結果について」、厚生労働大臣から「有効求人倍率について」、「赤い羽根共同募金運動に対する協力について」、岸田総理大臣から「総合経済対策の策定について」、「海外出張不在中の臨時代理について」、それぞれ御発言がありました。「総合経済対策の策定について」の岸田総理大臣の御発言内容についてはお配りしているとおりでございます。
閣僚懇談会においては、河野大臣から「令和4年度食品ロス削減月間について」、御発言があり、私(官房長官)から「第210回国会に提出予定の法律案等について」、申し上げました。
国家安全保障会議について
次に、本日、国家安全保障会議及び閣議におきまして、「経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する基本的な方針」、「特定重要物資の安定的な供給の確保に関する基本指針」及び「特定重要技術の研究開発の促進及びその成果の適切な活用に関する基本指針」が決定されました。詳細につきましては内閣府にお尋ねをください。
岸田総理の京都府訪問について
次に、岸田総理は、諸般の事情が許せば、明後日、京都府にて、STSフォーラムに出席する予定です。具体的には、同フォーラムに先立って行われる各国からの参加者との朝食会に参加した後、開会式にて挨拶を行う予定であります。
拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子の開催について
次に、拉致問題への理解・関心を高めるため、10月2日に鳥取県米子市にて、政府・鳥取県・米子市などの共催で、「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」を開催します。「国民のつどい」では、拉致被害者御家族、特定失踪者御家族の訴えなどが行われ、私(官房長官)も参加する予定です。また、「国民のつどい」に先立ち、松本京子さん拉致現場を視察するほか、鳥取県知事及び米子市長からの要望書の提出を受ける予定です。また、インターネットでのライブ配信も実施しますので、全国各地からも、是非御視聴いただければと思います。
オミクロン株対応ワクチンの職域接種について
次に、オミクロン株対応ワクチンの職域接種については、9月21日より申込みの受付を開始したところですが、昨日29日15時時点で443会場から申込みをいただいています。申込件数は徐々に増加しているところであり、これまで職域接種を実施してきた企業や大学等の皆さんにおかれては、是非、実施を御検討いただきたいと思います。職域接種については、10月24日の週から開始することといたします。なお、既に準備が整っている一部の接種会場については、10月17日の週から実施する予定です。本年中に接種を希望する全ての接種対象者がオミクロン株対応ワクチンの接種を受けられるよう、引き続き自治体や企業等と連携して取り組んでまいります。私(官房長官)からは以上です。