令和4年9月16日(金)午前
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閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件3件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、厚生労働大臣から「令和4年版厚生労働白書について」、「100歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について」、外務大臣から「スリランカにおける人道状況の悪化を受けた追加的緊急無償資金協力及びパキスタンにおける洪水被害に対する緊急無償資金協力について」、岸田総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から「G7広島サミットに係る関係閣僚会合の開催について」、申し上げました。
岸田総理の米国訪問について
次に、岸田総理は、9月19日から22日まで、第77回国連総会出席のため、ニューヨークを訪問します。岸田総理は、国連総会において、一般討論演説を行うとともに、包括的核実験禁止条約フレンズ首脳級会合、グローバルファンド第7次増資会合、HeForSheサミット等に出席します。また、各国首脳との会談なども行う予定であります。今回の国連総会出席は、ウクライナ侵略等により国際秩序の根幹が揺らぐ中、安保理を含む国連の改革及び軍縮・不拡散を含めた国連の機能強化など、国際社会が直面するグローバルな諸課題に対する我が国の考え方を積極的に発信し、国連の役割を強調します。また、各国首脳との緊密な連携を確認する有意義な機会になるものと考えます。
岸田総理の福島県訪問について
次に、岸田総理は、諸般の事情が許せば、明日、福島県を訪問する予定です。具体的には、双葉町役場の新庁舎及び先ほど開催された復興推進会議において福島国際研究教育機構の立地場所として決定された浪江町の予定地を視察します。また、南相馬市にある福島ロボットテストフィールドにおいて、入居企業の視察及び福島イノベーション・コースト構想関係者等との意見交換を行います。
G7広島サミットに関わる関係閣僚会合について
次に、来年のG7広島サミットに係る関係閣僚会合について、地方公共団体からの要望や関係府省庁の検討を踏まえ、政府として総合的に検討した結果、今般、各会合における開催地を決定し、その旨、先ほど閣議で私(官房長官)から発言いたしました。それぞれの関係閣僚会合の開催地は次のとおりです。科学技術大臣会合、仙台市。男女共同参画・女性活躍担当大臣会合、栃木県日光市。内務・安全担当大臣会合、茨城県水戸市。デジタル・技術大臣会合、群馬県。貿易大臣会合、大阪府。教育大臣会合、富山県・石川県による共催。保健大臣会合、長崎県長崎市。労働雇用大臣会合、岡山県倉敷市。農業大臣会合、宮崎県宮崎市。気候・エネルギー・環境大臣会合、札幌市。交通大臣会合、三重県志摩市。都市大臣会合、香川県高松市。これらの会合並びに既に開催地を発表した外務大臣会合及び財務大臣・中央銀行総裁会議の具体的な日程については、今後、それぞれの関係府省庁において所要の調整を行った上で、しかるべき時期に当該府省庁から発表することとします。
重要施設の施設機能及び国境離島等の離島機能を阻害する土地等の利用の防止に関する基本方針について
次に、国家安全保障会議及び閣議におきまして、「重要施設の施設機能及び国境離島等の離島機能を阻害する土地等の利用の防止に関する基本方針」が決定されました。詳細については、内閣府にお尋ねをください。私(官房長官)からは以上でございます。