令和4年8月30日(火)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等3件、政令、人事が決定されました。大臣発言として、総務大臣から、「労働力調査結果について」、厚生労働大臣から、「有効求人倍率について」、外務大臣から、「G7外務大臣会合の開催について」、財務大臣から、「G7財務大臣・中央銀行総裁会議の開催について」、文部科学大臣から、「文化審議会委員の人事について」、岸田総理大臣から、「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から、「G7広島サミットに関わる関係閣僚会合の開催について」申し上げました。
G7広島サミットに関わる関係閣僚会合について
次に、来年のG7広島サミットに関わる関係閣僚会合について、これまで検討を進めてまいりましたが、今般、外務大臣会合を長野県軽井沢町において、財務大臣・中央銀行総裁会議を新潟県新潟市において、それぞれ開催することを政府において決定し、その旨、先ほど閣議で私(官房長官)から発言をいたしました。また、その他の関係閣僚会合については、国際社会が直面する諸課題を踏まえ、次に述べる会合を開催することとし、外務・財務大臣会合と併せて14の閣僚会合を開催をいたします。科学技術大臣会合、男女共同参画・女性活躍担当大臣会合、内務・安全担当大臣会合、デジタル・技術大臣会合、貿易大臣会合、教育大臣会合、保健大臣会合、労働雇用大臣会合、農業大臣会合、気候・エネルギー・環境大臣会合、交通大臣会合、都市大臣会合、それぞれの開催地については引き続き所要の調整を行い、来月のしかるべき時期に決定、公表する考えです。
ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議について
次に、私(官房長官)が議長を務める「ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた関係閣僚等会議」において、「対策の強化・拡充の考え方」と、それを踏まえて改訂した「行動計画」を取りまとめました。今回の取りまとめには、様々な方との意見交換などを通じて得られた御意見を踏まえ、特に風評影響の払拭に向けて、徹底した安全性の担保とその見える化、全国大での安全・安心の理解醸成、事業者が安心して事業継続・拡充できると確信を深められるための支援、放出前後を通じ、変わらずに地元産品の取引が継続される体制の構築などの対策に取り組んでまいります。政府一丸となって今回取りまとめた対策を早急かつ着実に進めてまいります。私(官房長官)からは以上です。