令和4年5月19日（木）午後

　お手元に紙を配付してありますが、国連における拉致問題に関するシンポジウムについて、本年は６月１６日に日本、米国、豪州政府及びＥＵ（欧州連合）の共催で、「グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携」をテーマに、昨年と同様にオンラインで開催をします。本シンポジウムでは、日本及び諸外国の被害者御家族の方々の生の声の訴えに耳を傾けるとともに、北朝鮮に駐在していた欧州諸国の元大使をお招きをし、当時の経験も踏まえた北朝鮮情勢、国際社会と北朝鮮との関係及び拉致問題解決に向けたアプローチの在り方について議論していただきます。私（官房長官）も冒頭の基調発言を行うほか、会議全体を通じてオンラインで参加する予定であります。本シンポジウムの模様は、国連ウェブテレビ及びユーチューブ拉致問題対策本部公式動画チャンネルを通じて生中継しますので、是非御視聴いただければと思います。拉致問題の解決のためには、国際社会の理解と協力を得ることが不可欠であり、拉致問題の解決に向け、国際的な発信、連携の強化に引き続きしっかりと取り組んでまいります。私（官房長官）からは以上でございます。