令和4年2月8日(火)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等4件、法律案、政令、人事が決定されました。大臣発言として、総務大臣から、「家計調査結果について」、御発言がありました。閣僚懇談会においては、岸田総理大臣から、「原油価格高騰への対応について」、御発言がありました。具体的には、岸田総理より、私(官房長官)に対し、ウクライナなどの国際情勢の緊迫化による原油価格上昇を踏まえ、政府として国民生活や経済活動への影響を最小化すべく、先手先手で機動的に対応していくため、関係閣僚と連携し、政府で行っている原油価格高騰対策への対応の効果について検証、国内・海外を見据えた更なる対応策の検討を行うよう指示がありました。この指示を受け、早々に「原油価格高騰等に関する関係閣僚会合」を開催をし、これまでの対策の効果の検証や、更なる対応策の検討について議論をしたいと考えています。
TICAD8について
次に、本年開催予定の第8回アフリカ開発会議、いわゆるTICAD8について、本年8月27日及び28日に開催することがこのたび決定されました。我が国からは岸田総理が出席予定ですが、具体的な開催形式については新型コロナウイルスの感染状況等を見極めながら、今後調整予定であります。TICADは、初めての開催となった1993年以降、四半世紀を超えて開催されるなど、歴史を誇るフォーラムであり、アフリカ開発を推進するため、アフリカのオーナーシップを支える形で日本が主導してきたものであります。新型コロナがアフリカの経済社会にも甚大な影響を及ぼす中、国際的な連携が今こそ重要です。TICAD8を通じ、アフリカ自身が主導する発展を引き続き力強く後押しし、ポストコロナを見据え、アフリカ開発の針路を示していく考えであります。私(官房長官)からは以上です。