令和3年9月28日(火)午前

更新日:令和3年9月28日 内閣官房長官記者会見
 
動画が再生できない方はこちら(政府広報オンライン)

閣議の概要について

 まず、閣議でありますけれども、一般案件3件、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、私(官房長官)及び丸川大臣から、「サイバーセキュリティ戦略の変更について」、また、厚生労働大臣から、「赤い羽根共同募金運動に対する協力について」、発言がありました。
 閣僚懇談会においては、井上大臣から、「令和3年度 食品ロス削減月間について」、発言がございました。

北朝鮮による弾道ミサイルの可能性があるものの発射について

 2件目でありますが、北朝鮮は、本日6時38分頃、北朝鮮の内陸部から1発の弾道ミサイルの可能性があるものを東方向に発射いたしました。詳細について現在分析中であります。なお、現地点において、我が国の航空機や船舶への被害報告等の情報は確認されておりません。総理には、本件について直ちに報告が行われ、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対し、迅速・的確な情報提供を行うこと、航空機、船舶等の安全確認を徹底すること、不測の事態に備え、万全の態勢をとることの3点について指示がありました。また、政府では、官邸危機管理センターに設置しております「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において、関係省庁間で情報を集約するとともに、緊急参集チームを招集し、対応について協議を行ったところであります。これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国と地域の平和と安全を脅かすものであります。また、我が国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題となっているものでもあります。国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、情報の収集・分析、警戒監視に全力をあげ、今後追加して公表すべき情報があれば、速やかに発表することにしたいと考えております。

関連リンク