令和3年8月27日(金)午前
閣議の概要について
閣議の概要でありますけれども、一般案件1件、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、棚橋大臣から「令和3年度『防災の日』総合防災訓練について」、井上大臣から「令和3年度に日本学術会議が共同主催する国際会議の中止について」、及び「令和4年度に日本学術会議が共同主催する国際会議について」、厚生労働大臣から「令和3年度自殺予防週間の実施について」、文部科学大臣から「文化審議会(文化功労者選考分科会)委員の人事について」、それぞれ発言がありました。
また、閣僚懇談会においては、河野大臣から「国家公務員のテレワーク実施の徹底について」、西村大臣から「緊急事態宣言の区域の変更等を受けた新型コロナウイルス感染症対策の強化・徹底について」、発言があり、私(官房長官)及び河野大臣から「男性国家公務員の育児休業等の取得促進に係るフォローアップについて」、それぞれ申し上げたところであります。
内閣府及び内閣官房の人事について
2件目は本日の閣議で承認された内閣府の人事及び9月2日付けの内閣官房の人事、これをお手元の資料で配布をさせていただいております。
男性国家公務員の育児に伴う休暇・休業の取得促進に係るフォローアップについて
3件目でありますが、先ほど申し上げた男性国家公務員の育児に伴う休暇・休業の取得促進に係るフォローアップについて、閣議後の閣僚懇談会において、国家公務員制度担当大臣から、男性国家公務員の育児休業等の取得促進に係るフォローアップについて報告がありました。調査の結果、昨年の4月から6月に子供が生まれた男性職員については、育児休業等の平均取得日数が50日となり、目途としていた一か月を大きく上回るものでありました。私(官房長官)からも各大臣に対し、男性職員が育児休業等を取得できるような環境の実現に向けた取組を引き続き進めていただくようお願いをしたところであります。
国際博覧会推進本部の開催について
最後4件目でありますが、本日、国際博覧会推進本部を開催いたしました。昨年12月に閣議決定をした、大阪・関西万博の基本方針の具体化のため、万博を支える周辺インフラの整備の具体的計画となる「インフラ整備計画」を決定いたしました。会場へのアクセスの向上に加え、にぎわいや魅力の向上、更には開催後の大阪・関西全体の成長基盤ともなるよう、着実に進めてまいります。万博の成功に向け、引き続き政府一丸となって、博覧会協会、大阪府、大阪市などの関係自治体、経済界などとも連携しながら、オールジャパンで取組を進めてまいります。