令和元年10月1日(火)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等2件と政令、人事が決定されました。大臣発言として、西村大臣から「税制調査会答申『経済社会の構造変化を踏まえた令和時代の税制のあり方』について」、総務大臣から「労働力調査結果について」、厚生労働大臣から「有効求人倍率(令和元年8月)について」、「『平成30年度我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況』について」、及び、「消費税率の引上げによる社会保障の充実と安定化について」、安倍総理大臣、西村大臣、財務大臣及び総務大臣から「消費税率及び地方消費税率の引上げの円滑な実施について」、衛藤晟一大臣から「幼児教育・保育の無償化の円滑な実施について」、文部科学大臣から「消費税率の引上げの円滑な実施について」、経済産業大臣から「消費税率の引上げを迎えるに際してのこれまでの取組状況及び今後の対応について」、それぞれ御発言がありました。閣僚懇談会においては、総務大臣から「令和2年国勢調査に向けて」、御発言がありました。
内閣官房副長官補の人事について
本日決定された内閣官房副長官補の人事については、お配りした資料のとおりです。
観光戦略実行推進会議について
本日、閣議に先立って「観光戦略実行推進会議」を開催しました。長野県・岐阜県にまたがる妻籠(つまご)・馬籠(まごめ)の観光に取り組んでいる代表者の方から、10年前から外国語の看板やWi−Fiを整備し、自主的に商店や旅館への英語教室を行うなど、受入れ環境整備を進めてきた結果、観光客の約6割が外国人となっているとの紹介がありました。また、先端的なコンテンツの取組として、お台場にあるチームラボには、国内の美術館・博物館ではトップレベルの230万人が訪れ、その半数は、欧米系を中心とする外国人となっているとのお話がありました。今後も、観光庁を中心に来年の訪日者数4000万人の目標達成に向けて、全力で取り組んでまいりたい、こう思います。