令和元年7月9日(火)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件4件と政令、人事が決定されました。大臣発言として、総務大臣から「令和元年情報通信に関する現状報告について」、及び「家計調査結果について」、厚生労働大臣から「平成30年版厚生労働白書について」、それぞれ御発言があり、私及び鈴木大臣から「天皇陛下を東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会の名誉総裁に推戴申し上げることについて」申し上げ、安倍総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、御発言がありました。
閣僚懇談会においては、私から「天皇陛下の御即位を祝するための内閣一同の献上品について」、及び「2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会のレガシー発信について」、それぞれ申し上げ、国土交通大臣から「青い羽根募金運動に対する協力依頼について」、御発言がありました。
天皇陛下を東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会の名誉総裁に推戴申し上げることについて
先ほど閣議の概要について申し上げましたが、天皇陛下を東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会の名誉総裁に推戴申し上げることについて、私から次のように発言いたしました。この度、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長から内閣総理大臣に対し、天皇陛下を2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の名誉総裁に御就任いただきたいので、その実現方について配慮いただきたい旨依頼がありました。我が国では過去に開催されたオリンピック競技大会に際しては天皇陛下が、また、パラリンピック競技大会に際しては皇太子殿下がそれぞれ名誉総裁となられ、開会宣言をされておられます。来年開催される両大会に際しても天皇陛下が名誉総裁となられ、日本国の象徴として開会のお言葉を述べられることは、国民総参加による夢と希望を分かち合う大会の実現や国際親善の観点からも有意義であると考えます。こうしたことを踏まえ、内閣総理大臣から宮内庁長官に対して、天皇陛下が両大会の名誉総裁となられるよう取り次いで伝えていただくことを依頼したく存じます。ということを申し上げ、オリンピック・パラリンピック担当大臣から同様の発言がありました。