平成30年12月18日(火)午前
閣議の概要について
閣議の概要について申し上げます。一般案件等74件と条約の公布、政令、人事が決定されました。大臣発言として、私(内閣官房長官)から「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画(平成31年度~平成35年度)等について」申し上げ、防衛大臣から「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱について」、茂木大臣から「平成31年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度について」、それぞれ御発言がありました。
閣僚懇談会においては、環境大臣から「国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)の報告について」、御発言がありました。
海上保安体制強化に関する関係閣僚会議について
本日、閣議前に海上保安体制強化に関する関係閣僚会議を開催いたしました。本日の会議では海上保安体制強化に関する方針に基づく対策の進捗状況など、更なる取組の強化について確認しました。総理からは、海上保安体制の強化を図り、諸外国と連携しながら、海洋の安全保障の確保に全力を尽くすという指示がありました。政府としては、国民の皆様が安全に、安心して暮らすことができるよう、海上保安庁を中心として関係省庁が連携し、平和で豊かな海を守り抜いていく所存であります。
国家安全保障会議(九大臣会合)について
本日、閣議前に、国家安全保障会議の9大臣会合を開催し、平成31年度以降に係る防衛計画の大綱、平成31年度から35年度に係る中期防衛力整備計画、平成23年度に閣議了解したF−35Aの取得数等の変更について審議し、決定しました。
また、引き続き開催された閣議において、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画を閣議決定し、F−35Aの取得数等の変更を閣議了解しました。政府としては、激変する安全保障環境の中、新たな防衛計画の大綱等に従い、国民の命と平和な暮らしを守るべく、万全を期します。