平成30年9月10日(月)午前
平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震について(9)
北海道胆振東部地震について、これまでに把握している人的被害は、死者44名であり、心肺停止、安否不明者はいずれもゼロであります。現在、警察、消防、自衛隊、海上保安庁の部隊が、約4万人、ヘリ等67機により、捜索活動や土砂の除去、給水・入浴支援等に当たっています。政府として、本日13時より小此木防災担当大臣の下に関係省庁災害対策会議を開催し、応急対策や復旧対策等に関し協議を行うことにしています。引き続き、関係省庁が一体となって、一日も早く被災者の皆さんが、元の安心して暮らせる生活を取り戻せるよう、現場のニーズを把握し、対応に万全を期してまいります。停電は立入りが困難な一部の地域等を除き、全て復旧しておりますが、再び大規模な停電が発生することを回避するために、道内の皆様には、平常時よりも2割の節電を目指し、引き続き、最大限の節電をお願いいたします。被災地では、本日(10日)夕方にかけ断続的に雨が降る見込みです。家屋の倒壊や土砂災害のおそれもありますので、被災地の皆さんは、余震や天候の状況に警戒を続けていただきたいと思います。