2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、世界に誇れる水準でユニバーサルデザイン化された公共施設・交通インフラを整備するとともに、「心のバリアフリー」を推進しています。
ユニバーサルデザイン2020行動計画/ユニバーサルデザイン関係閣僚会議
2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催は、障害の有無にかかわらず、誰もが生き生きとした人生を享受することができる共生社会の実現のための絶好の機会であり、東京大会のレガシーとして共生社会を実現する必要があります。このため、東京大会を契機として、ユニバーサルデザイン化・心のバリアフリーを推進するため、ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議が設置され、同会議において、2017年2月に、「ユニバーサルデザイン2020行動計画」が決定されました。
「心のバリアフリー」を学ぶ教育ツール
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、「心のバリアフリー」を推進するため、「ユニバーサルデザイン行動計画」では、1.学校に心のバリアフリー教育の実施、2.企業・行政に社員・職員向け研修の実施を求めるとともに、3.行政と地域関係者の連携によって地域に根差した心のバリアフリーの周知・啓発を求めています。このため、内閣官房では、「心のバリアフリー」学ぶ教育ツールを作成し、国・自治体・企業・障害団体等が連携して、広く国民を巻き込んだ心のバリアフリー教育の普及・展開を推進しています。
「共生社会ホストタウン」
パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会の実現のための、ユニバーサルデザインの街づくり及び心のバリアフリーの取組を実施するホストタウンを促進しています。これにより地域主導の共生社会の実現を加速すると共に、パラリンピックに向けた機運を全国に波及させていきます。