令和4年2月10日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 皆さんおはようございます。まずはワクチンの追加接種の回数をお知らせしたいと思います。昨日の公表値で、追加接種は914万466回でありまして、昨日からの増加回数は85万回となりました。
 次に、自衛隊の大規模接種会場における接種です。このたび新設される自衛隊大阪北浜大規模接種会場の2月14日から20日の分の予約について、本日午後6時から予約専用ウェブサイトおよびLINEならびに電話による予約を開始いたします。接種券をお持ちの方で接種を希望される方は、自衛隊大阪北浜大規模接種会場での接種も合わせてご検討いただければと思っております。
 以上です。

質疑応答

(記者)
 ワクチンチームのことについてお伺いしたいんですが、先日河野大臣もTwitterで発信されていて、あと自民党のホームページでも、堀内大臣のこのワクチンチーム強化へというニュースが流れておりました。河野大臣からの時代のそのチームのメンバーが来たりとか、そのワクチンチームの部屋を移設したりだとかいうのが書かれていましたけれども、改めて大臣のほうから、ワクチンチームの体制強化についてご説明いただけますでしょうか。
(大臣)
 現在そのワクチンチームにつきましては、20名程度の職員の方がワクチン接種を担当しているところであります。これらの職員の皆さま方につきましては、オミクロン株の確認以降、順次増員しているところであり、今後も業務状況に応じて必要な体制を確保して、ワクチンの推進に取り組んでいきたいというふうに思っているところです。
(記者)
 職域接種についてお伺いしたいんですけれども、昨日総理が来週から配送を開始したいということで、これまで示されていたスケジュールより1週間早い来週からということで、表明されています。来週、実際に何日から始まりそうだとか、あるいは配送の量とか、具体的に企業名とか大学名とか決まっているところがあれば教えてください。
(大臣)
 総理から、昨日そういうお話があったということを承知しております。8日の記者会見の時点で、私自身として21日以降というふうに答えてはいるんですけれども、あのときはいわゆる厚生労働省とも調整中でお知らせすることができなかったといった状況でございました。
 昨日総理より前倒しを発表させていただきました、いわゆる個数とか、何社ということについても、まさに今調整中でありまして、企業からの接種計画をしっかりと今受け付けているところでありますので、今、個別具体名はなかなか挙げられないというところであります。
(記者)
 3回目の接種に向けて、100万回の目標達成とかもあると思いますけれども、大臣が現場の声を聞く首長との会議なども行われていると思いますが、その中で今後に生かしていきたいことなどあれば教えてください。
(大臣)
 やはり小児の接種が、今日審議会もありますけれども、体制としては今始められるような体制をお願いしているところであります。そのワクチンを小児接種でどういうふうに接種していくか。おそらく大人の方が接種するのと小児の方に接種するのだと、また状況が違います。大人の方の場合はご自身で決めて自分で行けばいいけれども、小児の場合は保護者の方々がいらっしゃいます。そういった方々への説明も自治体の首長さんとしては本当十分に果たしていきたいので、分かりやすい資料とか、分かりやすい発信の仕方をしてくださいということは、首長さんたちからよく伺う話でもあります。
(記者)
 大臣が日頃おっしゃっている1日の接種回数は、3回目の接種回数なのか、それとも1、2回目も全部含めた接種回数のことでしょうか。
(大臣)
 今朝発表させていただいたのは追加接種の話で、1、2回目を足すとまたさらにちょっと上がってくるというふうに思っていますが、1、2回目足した分までは、すぐに。
(記者)
 出てますね、官邸ホームページに。
(大臣)
 大丈夫ですね。
(記者)
 今日の見通しはどうなんですか。つまり昨日打った分は80万回超えそうな話とかは出ていますか。
(大臣)
 今の状況としては、かなりあれですけれども、今日自身打ってくださる方が何人かっていうと、天気のこととかもありますので、やはりそういったことに左右されるなというふうに思います。
(記者)
 もう1個、職域は21日に始めるとかといって3月に始めたとか、それは企業も準備が必要だと思うんですけれども、14日からもし始めるとなると、これは省庁・国のほうから企業に電話して、「今すぐ14日からやりたいんですけれども始められますか」という確認を取って、始められるところにワクチンを送っているみたいな感じなんですか。
(大臣)
 そうですね。職域、昨日も副大臣たちも集めて、もしやっていただけるようなところがあったらどんどんお声かけをお願いしますということもこっちもお願いしてるところであります。また逆に、そういうことだったら僕たちは早く始められるから、是非やりたいというところもあるし。まさにそういうわけで、さっきの具体的な企業さんとかすぐ答えられないというのは、そういうお話を受けながら今調整をしっかりとしているところです。
(記者)
 モデルナ接種と、ファイザーの接種、それぞれの予約数という形で何かまとめている数字はありますか。
(大臣)
 予約についてはまだ。予約というのは、まだ状況としてあれなんですけれども、大分、打っていただいた方はモデルナもかなり前よりも増えてきているといった状況です。
(記者)
 接種済みの人の数とか、それは官邸ホームページで。
(大臣)
 もしよかったらもう一回具体的な数字は。
(事務局)
 官邸ホームページと、あとデジタル庁のホームページにダッシュボードといわれるものがありますので、そちらでご確認を。
(記者)
 あるんですね。
(大臣)
 狛江市さんの例とかもあるように、そういういろんな工夫をしていただくことにより、かえってモデルナを打っている方の数のほうが多いよというところも中にはあるので、いろいろ工夫を各自治体さんに重ねていただければ、バランスよく打っていただけると思います。
(記者)
 1日100万回接種の目標達成に向けては、やはり国民にいかに打とうと気持ちを持ってもらうかが鍵を握ると思うんですけれども。この間大臣テレビに出演されたりしましたけれども、改めて広報啓発に対してどのように臨んでいきたいかお伺いできますでしょうか。
(大臣)
 やはり交互接種に対するご不安というのがあるかなというのと、打ち控えというか、接種券が来たからすぐ行こうということじゃなくて、ちょっと状況を考えながら、今時期的にもまさに一番寒い時期だし、他の感染症もはやっている時期なので、そういった方々でも、やはり早く打っていただけることが免疫効果をしっかりと回復するためには大事なんだということをお伝えし、そしてまたワクチンの種類、追加、本当にどちらも素晴らしい安全性と有効性があるということを理解していただくことをもっと言っていくことが必要だと思っています。
 
                
 以上