令和4年2月8日
閣議後定例記者会見
冒頭発言
おはようございます。よろしくお願いします。冒頭2件お知らせをさせていただきます。
まずワクチンの追加接種の接種回数であります。昨日7日の公表値で、追加接種は746万5,534回でありまして、4日からの増加回数は約137万回です。
そして、次にVRSの早期入力です。追加接種の進捗状況をタイムリーに把握するには、VRSの早期入力が大変重要です。自治体の皆さま方におかれましては、VRSを早期入力していただけますようによろしくお願いいたします。
大変お忙しい中、またワクチン接種、追加接種業務がもともと大変いっぱいある中にもかかわらず、さらなるお願いでございますが、VRSに入れていただくとそのまま接種回数が記録に反映されますので、是非よろしくお願いいたします。
そしてまた、政府としては、2月のできるだけ早期に、1日100万回までペースアップすることを目指して、関係閣僚が一丸となって追加接種に取り組んでまいります。私も追加接種や交互接種の有効性、安全性に関する情報を積極的に発信するなど、自治体の取り組みもしっかりと応援してまいりたいと思います。
また、各自治体の皆さま方には重ねてですが、大変迷惑をお掛けいたしますが、引き続き追加接種に取り組んでいただきますようによろしくお願いいたします。
以上です。
質疑応答
(記者)
今大臣のほうからもありましたけれども、1日100万回を目指すということで、これはいつ頃達成できるか、その見通しと、その根拠を教えてください。
(大臣)
100万回の達成は、岸田総理もおっしゃっていらっしゃったように、2月末までに何とか達成できればというようなことでございます。総理のご指示にしっかりと、掲げられた目標を達成できるように、今全力をあげて取り組んでいるところです。
根拠といたしましては、2回目の接種を完了なさった高齢者の方々が、ちょうど間隔を空けて打ってもいい時期になられるというのが今月重なってまいりますし、職域接種も1回目を始められた方の接種が6月の21日の週だったと思います。それで始められたので、職域接種をしても、またしっかりと間隔を、今7カ月なんですけれども、7カ月空いて打たれる時期も今なるべく早くということで、2月の21日の週から始められるということでありますので、そういう皆さま方が、2回目完了なさった方がしっかりと既定の間隔を空けて打てる時期が2月に入ってまいりますので、そういう状況をしっかりと見越しながら体制づくりを進めてまいりました。何とか100万回達成したいと思っています。
(記者)
今の関連でまずお聞きしたいんですけれども、岸田総理が100万回の接種目標について、2月の後半の職域接種等も始まるその中で達成できる数字というふうに述べられていましたけれども、今説明にあったように、職域接種の開始は21の週を想定しているのかということと、それにより見込まれる1日当たりの増加の接種回数などがあれば教えてください。
(大臣)
職域接種は確かに、21の週から順次配送される予定のワクチンが届き次第打っていただけるということに、今なっております。それなので、初め7カ月としていたところを、その21日の週からボンボンというのもあれですけれども、きちっと始められることになっておりますので、それは是非ご用意いただければと思います。それを利用して、利用というかその数をしっかりと足しながら、100万回達成していけると思います。
職域接種について、1日何万回を見込んでいるかということでありますが、今職域接種、大分申し込みも増えてまいりました。そういった中で、計画的に会社のほうも、企業さんも、大学さんも集ってきてくださっていると思いますので、そこはしっかりと計算はしてまいりたいと思いますが、今具体的に、職域接種、例えば21日に何回打てるとか、そういった数字が今の時点では持ち合わせておりませんので、もう少しまた何かご下問があればまたしっかりと。どうですかね。
(事務局)
計画がまた登録されますので。
(大臣)
それができったらというところですね。まだ計画自身も受付中でもありますので。そうしたらまた、もしよかったらお知らせできるようにします。
(記者)
すみません、あともう1点お伺いしたいんですけれども、今必ずしも今すぐに接種を望んでいる人というのが多くなくて、様子を見たりとか、打ち控えている人というのが多くいるというのが現状だと思います。
ちなみにうちの週末に行った世論調査でも、すぐに打ちたいという方が33%はいたんですけれども、急がないという方が41%で、接種したくないという方は15%いらっしゃいました。
改めて、堀内大臣として、今接種する必要性とその促進についてどのようなお考えをお持ちか教えていただけますでしょうか。
(大臣)
そういうアンケート調査の結果が出ていらっしゃるというお話は聞いております。でも、このいわゆるオミクロン株、感染力は非常に強くあります。そしてその色々な調べの蓄積がだんだん出てきて、やはり今回3回目を接種していただくことによって、感染予防、そして重症化予防、そういったものについては効果があるというふうに言われています。効果が回復するという、2回目を打って、経時的に下がってくるものが3回目によって上がるということは、しっかりと証明されているところであります。証明というか、しっかり研究結果、調査結果が出ているところでありますので、やはり3回目は打っていただくことが必要だというふうに思っています。
皆さん、打ちたくないという方も中にはもちろんいらっしゃる。忙しいだろうし、寒い時期だし、前回のときとまた違う状況なんだとは思いますが、それでもやはり打っていただくことが、皆さま方の日常生活を守る上では必要なことだということは、引き続き伝えてまいりたいと思っております。
(記者)
ちょっと幾つか軟派な質問で恐縮なんですけれども、大臣の最近の国会での答弁とか、ここでのやり取りとかが、前に比べて断然分かりやすくなったというか、良くなった気がするんですけれども、大臣、年末に言葉に磨きをかけるとおっしゃっていましたけれども、なんでこういうふうに良くなったのかというのを、大臣にご自身でどういうふうに分析されているのかお伺いしたいんですが。
(大臣)
そういうふうにお褒めの言葉をいただいて光栄ではあります。しっかりと皆さま方にお伝えすることの大切さを痛切に感じている中で、今3回目を打っていただくためにも、まさに昨日ご質問いただいた先生からも、まさに正念場でしょうというようなお言葉も賜りました。
今もう正念場だという覚悟で、思いで挑んでおりますので、それが言葉にしっかりと伝えられる状況になったというのは、褒めていただける状況になると大変うれしく思います。ありがとうございます。
(記者)
ちょっと幾つか。河野太郎さんとは最近共演が増えているんですけれども、これの経緯というか。
(大臣)
あれは、やはり前大臣のワクチン接種に対して、今までやっていらっしゃった素晴らしいご経験がある。そういった大臣としっかりと2人で対話させていただいて、そして発信させていただくことが、より国民の方のお気持ちに届くならば、それをやっていこうといった、そういう方針の下にやらせていただきました。
(記者)
twitterとかで堀内大臣への批判に対して河野太郎さんが援護射撃というか、堀内大臣ならではの立場の苦しみみたいなことをツイートしていたり、応援しているんですけれども、堀内大臣にとって河野太郎さんというのはどういう存在なのかというのをお伺いしてもいいですか。
(大臣)
ワクチン接種始めの頃から、いわゆる初めてワクチンというものを皆さんがお打ちになるときから、素晴らしい発信力を持って、国民の皆さま方に必要性を伝えられた先輩でありますので、そういう先輩のお力も貸していただける方皆さんから精一杯お力を貸していただいて、そしてワクチン接種3回目推進、やってまいりたいと思います。
そんな中で、やはり一緒に出演してあげるよとか、一緒にYoutube動画を発信してあげるよと言ってくださったということについては、感謝してお力を借りながら、しっかりと3回目接種を推進していきたいと思います。
(記者)
動画とか一緒に撮ろうと言ったのは、堀内大臣からの呼びかけだったのか、それとも河野さんから。
(大臣)
あれは官邸のほうのご指示というようなことで、もちろんさせていただきましたが、そのご出演を承諾して。
(事務方)
内閣広報室です。
(大臣)
内閣広報室からのあれだったけれども、河野大臣もそれの出演を快諾していただいて、一緒に発信していただいたということに感謝しています。
(記者)
どこかの記事で総理が河野さんと堀内大臣を結びつけて発信を。
(大臣)
その細かい前段のそういうことについて、私自身はお話を、さっき言った内閣広報室からいただいてさせていただいたので、そこについてはそういうことで出演していただいたというふうに思っています。
(記者)
確認なんですけれども、昨日の総理の指示文書で、職場接種については、今月半ばという表現を使われたと思うんですけれども、これまで下旬よりはちょっと早めたイメージなのかなと思っていたんですが、職域接種というのは一番早いところで21日の週からというのは変わっていないんでしょうか。それとももうちょっと前倒しする可能性というのはあるんですか。
(大臣)
私が思っている限りでは、職域の始まりが28日だったんです。それを早めて21日からになったということで、それよりもさらに前倒しということは今のところ状況としてないですね。今21日の週に届いたら打てるようになっていると。
(事務方)
21日の予定。
(大臣)
ですよね。なので、そういうふうに思っています。
以上
|