令和3年11月5日
閣議後定例記者会見
冒頭発言
冒頭2件お知らせがございます。
既にご案内をさせていただいていますとおり、週明けの8日月曜日に福島県へ出張いたします。南相馬市では、門馬市長と意見交換の他、復興ありがとうホストタウンの取り組みを推進してくださった原町第二中学校の皆さま方と、車座対話、ジブチからの支援金を活用して整備した子供の遊び場などの視察を予定しております。
また、内堀福島県知事、立谷相馬市長とお会いし、ワクチン接種を含め意見交換をさせていただく予定であります。大臣就任後初めての地方訪問であり、皆さまのご意見等しっかりとお伺いし、今後の施策に反映してまいりたいというふうに思っております。
また、ワクチンの接種回数は、お配りしている資料のとおり、昨日11月4日に公表した実績では、1億9,000万回を超えているところであります。
1回目を終えた方は、全人口の77.7%、2回目の接種を終えた方々は全人口の72.8%となっております。改めて自治体や医療関係者の皆さまなど、皆さま方のご尽力によるものだと思っております。心から感謝申し上げます。
私からは以上です。
質疑応答
(記者)
ワクチンについてなんですけど、総理が11月中の早い時期に、希望する人全員にワクチンを完了させたいと話したところですけれども、この2回接種72.8というのは高い数字ですよね。大体いつ頃に接種完了ということが発表できるのか。あと、接種完了をどういうふうに位置づけるのかお伺いしたいです。
(大臣)
接種完了、ご指摘のおっしゃるように、いつ何をもってしてというところなんですけれども、接種完了とするかについては、自治体の接種状況や予約状況などよく見ながら判断していくこととなっております。接種者ご本人の意思により接種していただくことが適切だと考えておりますので、そういった意味で数値目標をまずは数値ありきということで、はっきりとお示ししているという状況ではないんですけれども、いずれにしろ、自治体の接種状況や予約状況など見ながら判断していくことになるというふうに考えております。
(記者)
これはもう11月中には言えそうな流れでは来てるんですか。この数字を見ると。
(大臣)
そうですね、やはりかなりいいペースで、先ほど申し上げたように数字としては出ているというふうに思っております。ご希望の方は2回接種していただける、9割の方がしていただけるだけのものはもちろんお出ししているところでございますが、後は本当ご自身のご希望とか、そういった体質的な問題とかもありますので、まずこちらは数字ありきということでお願いしているという状況ではないというふうに思っています。
(記者)
昨日、新語流行語大賞のノミネートの30語が発表されまして、大臣がこれから関与、今までもそうですけれども、これから関与するオリンピックですとか、オリンピックから9語、ワクチン含めたコロナ関連は6つの言葉が選ばれていますけれども、それのほう受け止めと、今年大臣が何か気になる言葉がもしありましたら教えていただければと思います。
(大臣)
ありがとうございます。東京大会に関する言葉が多数選ばれましたことについては、この1年間を振り返って、東京オリパラ大会がそれだけ大きなイベントであって、国民の皆さま方に注目していただいたり、また選手の皆さま方がしっかりご活躍してくださった証左だというふうに思っております。
また、副反応という言葉が選ばれたことについては、国民の皆さま方にワクチン接種に多大なるご理解やご協力いただいたことが反映されているのではないかというふうに思っているところでもございます。
私としては引き続き東京大会のレガシーの発信、そしてワクチン接種の推進というものに引き続き取り組んでいきたいというふうに改めて意を決したところでございます。
以上
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