令和3年9月14日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 皆さんおはようございます。今日はこちらから1件お知らせがございます。
 本日17時から「復興ありがとうホストタウン連絡協議会第4回総会」、18時から「復興ありがとうホストタウンサミット」がオンラインで開催されます。私も参加をいたします。
 東京大会の閉会直後に開催される、今回のサミットにおいては、復興ありがとうホストタウン自治体の皆さまから、東京大会時に行われた合宿や交流の様子などをご紹介いただく予定にしております。また、海外のメダリストとのオンライン交流もライブ中継をいたします。
 復興ありがとうホストタウンにおけるこれまでの取組を振り返り、今後の更なる交流の深化を考える機会になればと考えております。詳細につきましては事務方にお尋ねください。
 こちらからは以上です。

質疑応答

(記者)
 東京五輪パラリンピックのサイバーセキュリティ対策について、どのように総括されますでしょうか。お願いします。
(大臣)
 ご質問ありがとうございます。東京オリンピック・パラリンピック大会の期間中には、大会の運営に影響を与えるようなサイバー攻撃は確認されませんでした。
 東京大会に向けては、サイバーセキュリティに関する実践的な演習訓練等を実施したほか、大会期間中には関係組織が迅速に情報を共有するためのサイバーセキュリティ対処調整センターを運用するなど、政府と関係組織が一丸となって取り組んできました。
 こうしたこれまでの様々な取組の結果、安全・安心な東京大会が実現できたと考えております。
 東京大会に向けて整備した体制、またその運用経験等については、大会後も我が国におけるサイバーセキュリティの向上に資するよう、活用をしてまいりたいと考えております。
 以上です。
(記者)
 冬のオリンピックに関してなんですけれども、ウクライナが招致を目指すということを発表したそうなんですけれども、これは札幌のライバルとなる可能性もあると思うんですけども、政府として、改めて札幌の冬の招致というものに対しては、どう力を入れていくか。
(大臣)
 まだこれからのオリンピック競技大会の開催地の決定プロセスということについては、IOCとの対話ということが非常に重要になってきます。
 そして札幌市とJOCは、今、既に力を合わせて調整を進めていて、IOCとの対話を継続しているという段階だと私は認識しております。今後、様々な都市が名乗りを上げてくる可能性はございますけれども、まずJOC、札幌市がしっかりとIOCと協議をするという中で、どのような展開が開けてくるかということについて、しっかり見守っていきたいと思います。
 
                
 以上