令和3年8月31日
閣議後定例記者会見
冒頭発言
おはようございます。本日3件まずこちらからお知らせがございます。
1件目です。本日実施を予定しております、福島県立福島明成高等学校の皆さんとのオンライン交流についてです。東京大会の選手村の食堂で活用されている食材に求められている「持続可能性に配慮した調達基準」について、政府としても広く社会に定着するようにというPRを進めてきたところであります。
今週、中央合同庁舎8号館の職員食堂、これは株式会社ニッコクトラストさんというところがやっていただいているものですが、ここで東日本大震災の被災地産であって、調達基準を満たした食材を活用したメニューを提供するフェアを実施していただけることになりました。
福島県内の8の農業高校などが生産したお米をブレンドした「青春GAP米」が使われるということで、代表として福島県立福島明成高等学校の皆さんとオンライン交流を行うこととなりました。
2件目です。本日31日、アルゼンチンの復興ありがとうホストタウンである福島県楢葉町と広野町が、5人制サッカーアルゼンチンチームの試合をオンライン上で応援するイベントが開催されます。私も東京の大臣室から参加させていただきます。
楢葉町、広野町の住民の皆さんのほか、大使館の方々やアルゼンチンパラリンピック委員会会長、選手のご家族も参加されると聞いております。
今大会は残念ながら無観客での開催となりましたが、オンラインを活用して相手国の方々と共同で応援をし、感動を分かち合える今回のような取組は、ホストタウンにおけるオンライン交流の好事例と考えております。私も、ホストタウンやアルゼンチンの皆さまと一緒に応援できることを楽しみにしております。
3件目です。9月2日に実施を予定している「世界のおもてなし料理、レガシープロジェクト」のオンライン交流会についてです。これまで、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、選手等に対して、各ホストタウンや食を通じたおもてなしに取り組めるよう、メニュー開発の支援を行ってきました。
今回は、アメリカ大陸にある国を相手国とするホストタウン自治体のチームが開発した料理を試食しながら、5チームの皆さんと交流をさせていただきます。
自治体は岐阜県・岐阜市、喜多方市、加須市、名取市、三島市です。なぜ岐阜県・岐阜市だけ県がついているのか。すみません。分かりますよね。
高校生・大学生、料理人、各国大使館の方などが参加いただける企画となっておりまして、大変こちらも楽しみにしております。
以上です。
質疑応答
(記者)
パラリンピックへの参加を断念していたアフガニスタンの選手の2人が先日来日されました。この来日に至って、政府がどのようにサポート・支援をされたのかということと、今後どのように支援をされていくお考えがあるのか聞かせてください。
(大臣)
アフガニスタンの2名のパラリンピック選手が8月28日に来日して、本日その中のお一方、ホサイン・ラスーリ選手がまさに今陸上の走り幅跳びの競技に参加しておられます。
もうお一方はテコンドーの選手ということで、9月2日に競技に参加されるという情報が入ってきております。
来日にあたっては、IPC等がサポートされたと承知をしておりまして、政府としても他の選手団の来日と同様に対応をしております。 また大会後についても、IPCがサポートすると表明しておりまして、政府としても注視をしてまいりたいと考えております。アフガニスタンの選手の健闘を願っております。
(記者)
昨日なんですけども、千葉県のほうで学校観戦がされる予定が中止になったということで、これについての大臣のお考えをお願いいたします。
(大臣)
昨日熊谷県知事とそれから神谷市長が協議をされて、競技を観戦することによる感染のリスクは低いと考えているけれども、保護者の皆さんや、引率する先生方に安心していただくための更なる感染防止策を講じるには、教育現場の負担が大きいということを理由として、学校連携観戦を中止することで合意したということを伺っております。
私どもは先日の四者協議において、保護者等の意向を踏まえて自治体や学校設置者が希望する場合には、安全対策を講じた上で実施するようにすると、実施できるようにするという姿勢でございまして、自治体の判断というものは尊重すべきであると考えております。
(記者)
平田元事務局長がゴルフレッスンを無料で受けていたとされる件なんですけれども、その後の聞き取りで新たに確認できた事実があればお聞きしたいんですけれども。
(大臣)
引き続き、まず両者の弁護士で話し合いをしておられるという状況だと伺っておりまして、事実関係の認識を双方で一致するということがあって初めて、その事実についてそれをどう判断するかという順序になります。
以上
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