令和3年1月15日
閣議後定例記者会見
質疑応答
(記者)
通信社が先日行った世論調査で、東京五輪パラリンピックを「今夏に開催すべきだ」との回答が14.1%にとどまり、「再延期するべきだ」が44.8%、「中止するべきだ」が35.3%となるなど、機運の醸成が東京大会の大きな課題の一つと指摘されています。
国民に歓迎された大会を実現するために今後取り組むべき課題などについて、大臣のお考えをお聞かせください。
(大臣)
この夏の東京大会の開催に関しては、やはり様々な御意見があると承知しております。
開催を期待する声がある一方で、緊急事態宣言が発出されるなど、現在の内外の新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、夏に開催できるのか、という不安がこういった数字にも表れているのではないかと思っております。
東京大会における新型コロナウイルス感染症対策については、各省庁、そして東京都、大会組織委員会による調整会議において議論を進めてきたところであります。
具体的には、アスリートについては入国から出国までの場面ごとの感染症対策を行い、トータルでの環境整備やルール作りを実施すること、観客数の上限や外国人観客の取扱いは国内外の感染状況なども踏まえて春までに決定することなどの方針を提示しておりまして、必要な対策を確実に実施することとしております。
政府としては、引き続き安全・安心な環境を確保することを最優先といたしまして、大会に向けた準備を着実に進めていくことにより、多くの方々に夏の大会開催が可能であるとの思いを強くしていただけるように、東京都や大会組織委員会、IOC等と緊密に連携をしながら、丁寧にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
(記者)
東京大会に関連する外国の選手や関係者について入国を認める特例措置、これは一時停止ということでいいのか、その期限なども含めてお聞かせください。
(大臣)
政府としては、これまでも水際からの感染症拡大防止の対策を講じてきたところでありますので、国民の命を守り抜くことを最優先に、あらゆるリスクを予防的に取り除くために、水際対策を一層強化していきたいと思っております。
やはり、今、ビジネストラックが停止をしております関係もあり、アスリートトラックも今停止をしていかなければいけないという状況にはなりますので、今後しっかりと国内外の感染症状況も踏まえながら対応に努めていきたいと思っています。
(大臣)
政務の質問を1点お願いします。
吉川貴盛元農林水産大臣が、報道では近く在宅起訴される見通しとなりますけれども、道連会長としての受止と、それから4月の補選に向けて有権者への理解を今後どのように得ていくか、2点お願いします。
(大臣)
政務の質問でありますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
ただ、昨日、北海道自民党支部連合会の役員会、総務会を経て、昨日に正式に私が道連会長に就任いたしました。
今後、4月の補欠選挙等に向けても、党本部や、あるいは北海道関係者、自民党支部連合会と緊密に連携をとりながら、しっかりと説明責任を果たしながら取組を進めていきたいと思っています。
(記者)
昨日、自民党猪口議員から、「選択的週休3日制」の試案が示されたのですが、それに対する大臣のお考えをお願いします。
(大臣)
まだ正式な形の中でお話をしていくということには今なっておりませんので、そういった試案等も含めて、選択的夫婦別氏制度について、引き続き、党内での議論が。
(事務方)
週休3日です。
(大臣)
すみません。ちょっと。
(記者)
選択的週休3日制です。
(大臣)
すみません、別氏と間違えてしまいました。
そのことについては、まだこれからです。
以上
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