令和2年11月24日
閣議後定例記者会見
冒頭発言
冒頭1件お知らせがございます。
週末21日の土曜日に新型コロナウイルス感染症対策本部が開催されました。
私からは、19日に「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」から受け取らせていただいた緊急提言について紹介をしました。
雇用の減少や、DV・性暴力の増加・深刻化、自殺の急増といった厳しい状況の中で大変な思いをされている女性を誰一人取り残さないように、この提言を参考にしていくよう閣僚の皆様にお願いをいたしました。
今後とも関連データを注意深く見ながら、各省庁とも連携して、躊躇なく女性に寄り添った取組を進めてまいりたいと思っております。
私からは以上です。
質疑応答
(記者)
先週末にかけて、新型コロナウイルスの陽性者が、都内では連日500人を超えまして、全国的にも増加傾向にあるかと思います。
先週、IOCのバッハ会長の来日で東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた強い意志を示されたわけですが、改めて現状を踏まえた上で大臣の認識、御見解をお伺いしたいと思います。
(大臣)
東京都を始めといたしまして、全国的に新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が再び増加傾向にあるということは承知しておりますが、引き続き、国外の状況も注視してまいりたいと思っております。
東京大会における新型コロナウイルス感染症については、国、東京都、大会組織委員会によるコロナ対策調整会議において議論を行っているところであります。
引き続き、観客、そしてまたアスリート、万全の体制で、しっかりと準備をしていかなければいけませんので、安心・安全の東京大会を目指して頑張ってやっていきたいと思います。
(記者)
関連してなんですけれども、先週の金曜日にはナショナルトレーニングセンターでフェンシングの選手の感染も発覚しました。
改めて、この感染拡大のアスリートへの影響についてはどのようにお考えでしょうか。
(大臣)
アスリートの感染ということで、先日もボクシングの試合が不成立になったというようなこともありました。
現場での選手たちの声も、万全の体制で感染対策を行っていてもPCR検査で陽性に出てしまったというケースがあったこともありまして、非常にそういった点ではナーバスになっているという報告も私自身受けたわけですけれども、やはり、ここはとにかく選手がメンタル的にも肉体的にも安心・安全の感染症対策を講じていかなければいけないということを改めて感じておりますので、今後対策を講じていく上で、試合に、あるいは今後の合宿等も含めてですけれども、全体的に感染症対策というものについて、しっかりと連携強化を図っていくべきだと思っております。
以上
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