令和2年10月30日


閣議後定例記者会見


冒頭発言

 冒頭1点お知らせがございます。
 ホストタウンの第24次登録といたしまして、本日新たに4件、相手国の追加1件を登録しました。
 これにより、登録件数は436件、自治体数は507、相手国・地域数は3カ国増えまして179になりました。
 また、併せて那須塩原市及び三鷹市の2自治体を、本日付で共生社会ホストタウンと登録することといたしました。
 これにより、共生社会ホストタウンは94件、98自治体となりました。
 新型コロナウイルス感染症の影響が継続する中、精力的に相手国・地域との交渉を継続いただき、交流を開始されることに感謝をしております。
 引き続き、全国のホストタウンには大会に向けた準備をお願いしたいと思っております。
 私からは以上です。
 

質疑応答

(記者)
 IOCのバッハ会長が韓国のテレビ局のインタビューで、来年の五輪について、「満員の観客が理想的だが、現実的には可能ではないようだ」と述べて、観客削減の可能性に改めて言及しました。
 五輪中止の観測が出ていることについては、「単純な推測に過ぎない。来年7月に開会式が開かれるように総力を傾けている」と語りました。
 あと、日韓の間で論争になっている旭日旗の持ち込みについては、実際にそうした事案が起きれば対処すると述べるにとどめています。
 一連の発言について、大臣の御所見をお願いします。
(大臣)
 東京大会における新型コロナウイルス感染症対策については、9月から開催している国と東京都と組織委員会による会議において議論を進めているところですけれども、その中で、観客については今後議論される論点の一つとなっております。
 また、東京大会の開催については、先月9月23日に行われた総理とバッハ会長との電話会談において、安心・安全な大会の実現に向けて今後とも緊密に協力をしていくと確認がされております。
 旭日旗については、組織委員会において、日本国内で広く使用されており、旭日旗の掲示そのものが政治的宣伝とはならず、旭日旗を持ち込み禁止品とすることは想定していないと、組織委員会からはっきりと方針を出していただいておりますので、政府としては引き続きアスリートや観客にとって安全・安心な大会の実現に向けて、引き続き、IOCと組織委員会、東京都と緊密な連携の下に、大会に向けた準備をしっかりとやっていきたいと思います。
 
                
 以上