令和2年5月19日


閣議後定例記者会見


質疑応答
(記者)
 JSCが、中央競技団体に対する支援の拡充ということで、以前大臣がおっしゃっていた屋外施設の活用ができるようになりました。日本スポーツ協会や障害者スポーツ協会、またスポーツ庁もそれぞれ施設の利用やイベント開催に向けたガイドラインを出すなど、徐々にスポーツができる状況に近づいてきている感じがします。アスリートにとっては我慢の時間ももう少しかというところだが、大臣は今の状況についてどうお考えでしょうか。
(大臣)
 ナショナルトレーニングセンターを含むハイパフォーマンスセンターについても、日本スポーツ振興センターにおいて、先週の15日に、屋外のほうの施設の一部を用いてアスリートの身体的なチェック等を行う段階的準備プログラムの提供に関して、JSCから競技団体に対して通知をされたというところでありますけれども、やはり一番大切なことは、感染症対策に万全を期すこと、これを大前提として準備、環境整備に取り組んでいかなければいけないと思っています。  先日も萩生田文部科学大臣が、鈴木スポーツ庁長官とともにWebでアスリートの代表の方たち等のヒアリングをしていただきまして、萩生田文部科学大臣も大変な御理解をしていただいて、知恵を絞って環境を整えていくように努力をしてくださるということでありましたので、非常によかったと思っております。やはり直接声を聞いていただくことによって、その現場がどのような思いの中で頑張っておられるかということも御理解をいただきました。  世界的に見ても、サッカーですとか、台湾の野球、そういったところが準備を進めているというような状況にもなっておりますので、しっかりと感染対策をしながら、スポーツの力というものを、より多くの皆さんに勇気や希望というものをお届けできるような体制というものも非常に重要なことではないかなと思っております。
                
 以上