令和2年3月27日
閣議後定例記者会見
質疑応答
(記 者)
一部報道で、IOCが春と夏の開催時期について2案を提示したと報じています。大臣はこの件について承知されていますでしょうか。また、受け止めについてもお願いいたします。
(大 臣)
そのような提示をされていたということは報道で聞きました。2021年の夏までにはということがまず決定をされて、そして早急に開催日を決めていくという作業に入っていただいているということは、非常に有り難いと思っております。その中で、それぞれの前後の国際大会の日程ですとか、いろいろあると思いますので、いろいろな御意見をいただきながら、これからIOCと東京都、組織委員会とで決定をされていくものだと思いますので、それをしっかりと注視しながら、バックアップ体制を整えていきたいと思います。
(記 者)
21年の開催になるという、夏までの開催になるということで、東日本大震災の発生からちょうど10年の節目での開催ということになります。復興五輪の理念にどのような意味合いが加わっていくとお考えでしょうか。
(大 臣)
ちょうど10年の節目という年になるということになりましたけれども、やはり東京大会が、より復興オリンピック・パラリンピックを、復興を後押ししていく形の大会になればと思っておりますので、1年余りの延期ということになりましたけれども、多くの方々が、そして東北の方々がしっかりと次へのレガシーという観点も含めて頑張っていく気持ちの後押しになればと思います。
(記 者)
延期となって発生する追加費用なんですけれども、かなり巨額になることが予想されていて、この費用分担については、国としてはどのようにお考えでしょうか。
(大 臣)
あくまでも、組織委員会、東京都が中心になって決めていくことです。国はそれを支援していくという立場ですので、まずは、最終的にはいつ何日から開始になるかということが決まらないと、全体的な追加経費も決まっていかないと思うものですから、日時が決定して、そしてそれに伴って組織委員会と東京都が検討していくということになりますので、それを見ていきたいと思います。
(記 者)
小池知事は、国と協議をしていきたいという考えを示していますけれども、小池知事と橋本大臣自身が話していくというような場面は想定していますでしょうか。
(大 臣)
いえ、今後は東京都とまず組織委員会ですね。そこがしっかりと決定をしていく、検討をしていくということから始まりますので、それを注視していくというのが今の段階です。
以上
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