令和2年3月6日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
私の方から、冒頭2件、お知らせをさせていただきます。
まず、1点目です。本日、共生社会ホストタウン8件を登録しました。具体的には、三芳町、柏市、練馬区、足立区、町田市、西東京市、厚木市、加古川市です。これによりまして、合計74件となりました。
併せて、先導的共生社会ホストタウン1件も新たに認定いたしました。今回、新たに認定したのは、福島市です。これにより合計13件となりました。
今後も、共生社会ホストタウンを更に推進し、東京大会のレガシーとして、共生社会が全国各地で定着するよう、力を尽くしてまいります。
2点目です。明後日3月8日は、国連が定めた「国際女性の日」ですけれども、この日を迎えるに当たり、お手元に配付の資料のとおり、私からのメッセージを公表いたします。
メッセージでは、依然として残された女性が抱える様々な課題に対して、一層の取組が必要であるとの私の思いとともに、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに日頃から尽力されている日本の、そして世界の方々の熱意と取組に心からの敬意と感謝の気持ちを込めました。皆様とともにこの日をお祝いしたいと思います。
私からは以上です。
質疑応答
(記 者)
IOCのバッハ会長は、スイスで行われた理事会後の会見で、東京大会について、中止や延期の可能性は議論しなかったと明らかにしました。大臣の受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
今回のIOCの理事会におきまして、バッハ会長から2020年の7月24日から始まる東京大会に向けてしっかりと取り組んでいくというお話を頂きました。日頃から総合対応推進チームを立ち上げ、あるいは、タスクフォースもIOC、先月から情報等の交換をするために立ち上げていただいておりますけれども、先月の末から政府としても要請を受けて、そこに参加をさせていただいておりまして、そういった日常的な取組というものをしっかりと提供していく、あるいは情報交換をしていくという取組が、より一層IOCがしっかり確信を持って、東京大会の開催と成功に向けていくと力強く発言をいただいている。そういったことが日々重要だと思っておりますので、引き続いて、気を引き締めてしっかりと取り組んでいきたいと今回のバッハ会長のお言葉を頂いて改めて決意をしました。
(記 者)
松島基地で予定されています聖火のリレーの到着式なんですけれども、被災地の子供たちの出席をちょっと取りやめの方向ということで、子供たちも楽しみにしていたので、残念な事態となっております。復興五輪の具現化という意味でも残念な事態だと思うんですけれども、大臣の受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
こういった状況を踏まえて、縮小という形でやらざるを得ないわけですけれども、そこにはしっかりと御理解をいただいて、さらなるこの感染症対策に取り組んでいきたいと思います。
子供たちの参加が今回は見送られたということでありますので、何か別な形で今後子供たちと一緒にこの東京大会を成功させる上において、あるいは被災地の復興の姿を子供たちとともに世界に発信できるような場があればいいなとは思っておりまして、今後、そういったことも組織委員会と被災地の皆さんとの連携の中で行われていくと思いますので、政府としてもバックアップしていきたいなと思います。
(記 者)
内閣府の男女共同参画会議の議員を務めていた、ストライプインターナショナルの石川社長が、複数の女性社員にセクハラ行為をしていた件について、政府として把握している事実関係と、あとその受け止めについて、大臣の方からお願いします。
(大 臣)
今は、昨日5日に御本人から辞任の申出がありましたので、その手続をしているところです。そして、事実関係については、今確認をしておりますので、何も今申し上げることはできないという状況です。
(記 者)
昨日、総理が中国、韓国からの2週間の入国制限を発表されました。スポーツ界への影響について、大臣の受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
総合対応推進チームがありますので、それぞれの個別の事情、個別の案件をしっかりとお聞きしながら、またこちらからも、情報をしっかりとプッシュ型で発信をしながら、とまどいのないように、あるいは不安にならないような状況にしていかなければいけないなと思っております。それぞれの状況が違いますので、今後、そういった対応にもしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
以上
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