令和2年2月28日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 私からは、2件お知らせがあります。1件目は、ホストタウンの第18次登録として、本日ホストタウン11件を新たに登録致しました。  これにより、登録件数が417件、相手国・地域数が167、自治体数も487となりました。今回新たに登録する11件のうち、5件が「ただいま・おかえりホストタウン」として登録となりました。  また、大会が近づく中、なるべく早く登録をし、相手国・地域の方々と交流を実施していくことが重要です。このため、今後はこれまで2か月に1回で行ってきた登録手続を、頻度を上げて月に1回程度で行っていくことと致しました。  続いて2件目は、3月8日に予定していた「GAP食材を使ったおもてなしコンテスト」の表彰式を、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止することに致しました。つきましては、この場をお借りいたしまして、大臣賞を発表させていただきます。宮崎県延岡市、鹿児島県鹿屋市の2チームとなります。受賞内容の詳細は、配布資料を御覧いただきますように、お願いします。それぞれ特徴のあるすばらしい取組が審査員の皆様などに評価をされた結果だと思います。  以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 昨日夜、一部報道で、聖火リレーの福島のグランドスタートの式典を縮小する方向だというのがあったんですけども、これについて組織委員会から何か報告は受けていますでしょうか。
(大 臣)
 この聖火リレーのやはり成功に向けて、しっかりと準備をしていくために、感染拡大を避けるためにも、縮小ですとか、あるいは規模をどのようにしていくかということ。自治体ですとかあるいはスポンサーとの兼ね合いもありますので、しっかりと慎重にどのようにしていくかということを検討しているとお聞きしております。
(記 者)
 福島のグランドスタートの件については、特に報告は入ってはいませんか。
(大 臣)
 全体を通してということですね。今後、しっかりとそういった縮小もしながらも、どのように成功させていくかということ、機運醸成も含めて。ただ、このコロナウイルスの感染拡大を防ぐことは重要ですので、その部分をしっかりと慎重に判断をしていくという報告は受けております。
(記 者)
 同じような質問にはなるんですけれども、新型コロナウイルスの収束が見通せなくなってきている中で、政府としては、聖火リレーの望ましい在り方というのはどのようにお考えですか。
(大 臣)
 今、小中高と休校をお願いをしている状況の中ですので、今後、特に楽しみにしていただいている子供たち、児童の皆さんですとか生徒の皆さんが、どのような形でこの楽しみにしている聖火リレーというものを歓迎をしていただけるか。そして、それと同時に機運の醸成につなげて、復興オリンピック・パラリンピックが一つの最大の柱ですので、特にスタートをする東北の方々に受け入れていただけるような最大限の注意を払って準備していくことが必要だと思っております。
(記 者)
 ホストタウン登録につきまして、せっかく登録になったのに、今は相手国から事前合宿の中止などが伝えられている悔しい状況があるということなんですけども、その難しい状況に、今の状況について大臣のお気持ちをお願いいたします。
(大 臣)
 せっかくその準備をしていただいているといったところで、非常に残念な思いをされているということは、心苦しいばかりですけれども、ただ、この感染拡大を早期に終息させて、そして、予定から少し遅れるかもしれませんけれども、しっかりと受入れをしていただけるようにやっていくことをサポートしたいと思っております。
                            
 以上