令和元年11月22日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。私から報告はございませんので、質問がありましたらお願いします。
2.質疑応答
(記 者)
JOCが東京大会に向けた選手の壮行会などについて、企業の公開も原則認める方針を示しました。機運醸成につながると期待の声もありますけれども、大臣の御所感をお願いします。
(大 臣)
IOCのオリンピック憲章の改訂を踏まえて、JOCが先日開いた理事会で、東京大会における対応方針が決定されたというふうに聞いております。鈴木大臣のときから、スポンサーの権利の保護と国民全体の参加の機運醸成とのバランスのとれた対応をお願いしたいということを、平昌の大会のときにもそういった問題がありましたので、鈴木大臣からもそういうお話をされていたという経緯があります。今回、国民が参加しやすい壮行会の在り方を示したものだというふうに思っておりますので、非常に選手の方も、あるいは選手を育ててきているスポンサーも、大変喜ばしいことだというふうに思っていると思いますので、今後、そういった対応もしっかりとやっていっていただければというふうに思っております。
(記 者)
先日、組織委員会で空手の装備品で1円入札というのがありまして、この点について大臣の受け止めと、問題点を指摘している識者もいるんですが、その受け止めをまずお聞きしたいというのが、まず1点目。2点目は、先日、ラグビーW杯で髄膜炎菌感染症というのが出ました。これは警戒事案ということで、やはりその五輪に向けて感染症拡大についての警鐘になるんじゃないかという指摘もあります。この点についても受け止めをお願いします。
(大 臣)
まず最初のオリンピックにおけるマットの調達の件なんですけれども、これは組織委員会の方でのお話ですので、私からコメントをする立場にはないんですけれども、組織委員会において、自ら定めた持続可能性に配慮した調達コードに基づいて調達を行っているというふうに聞いております。今回もその調達コードに反しないという判断だったということで聞いておりましたので、そのとおりであるというふうに思っております。あとは、感染症に関してですけれども、今後はやはりオリンピック・パラリンピック競技大会の感染症対策に関する推進計画に基づいて、しっかりと今回のラグビーワールドカップの感染症についても検証して、そして、事前にどれだけの予防ができるかということを、徹底してやっていかなければいけないというふうに受け止めています。
以上
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