平成31年4月16日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。最初に私の方から1件。国会等の事情が許しましたら、4月19日金曜日に被災3県にお伺いをして、知事とお目にかかりたいと思っております。現在、調整中ということであります。被災3県の知事さんには、就任直後に電話で御挨拶をさせていただきましたが、その折にも、できるだけ早く直接会って御挨拶を申し上げたいと、そういうことを申し上げておりましたので、是非お目にかかりまして、一連のことに対しますおわびということも改めてさせていただきたいと思います。復興オリンピック・パラリンピックに向けての御協力を得られるように改めてお願いをし、また御意見を伺ってまいりたいと思っております。詳細な日程、それから訪問先につきましては、現在、調整中でございますので、事務方にお尋ねをいただければと思います。私からは以上です。
 

2.質疑応答
(記 者)
 先日、パラリンピックまで500日前となり、ピクトグラムが発表されました。視覚障害者の方も触って分かるように、今後、立体的なポスターの制作など展開される予定ですが、ピクトグラムに対する大臣の御所感をお願いいたします。
(大 臣)
 ピクトグラムはさきにオリンピック競技については、組織委員会から発表され、先般13日にパラリンピックの競技についても発表されたということで説明を受けました。 パラリンピックの新しいピクトグラム拝見いたしますと、大変躍動感にあふれて分かりやすい表記になっているんじゃないかと思っております。改めて教えていただいたんですが、大会ごとに、北京大会では北京大会でとか、ロンドンではロンドンでとか、毎回、毎回、それぞれの国がピクトグラムを作っておられるようでありまして、並べてみますと、いろいろ特徴があって面白いなという感じが致しました。特に、パラリンピックについては、国民の皆さんにもそういうような見方もしてもらう中で、興味を持っていただいて、パラリンピックに向けての関心を高めることにつながっていただければ有り難いなと思っています。
(記 者)
 ありがとうございます。あと今冒頭で、被災3県の知事とお会いされるというお話ありました。これは個別にそれぞれの岩手、宮城、福島の知事と1対1でお会いされると。
(大 臣)
 今、調整中ですが、私がそれぞれ県にまいりまして、それでお会いするという形で進めたいと思っております。まだ、最終的に知事さんの日程もあるようですので、調整中ということです。
(記 者)
 櫻田前大臣との引継ぎ状況について伺いたいんですが、既に終わられているのかどうか、お聞かせください。
(大 臣)
 櫻田前大臣とは、12日金曜日の朝、電話で引継ぎをさせていただきました。前大臣、ちょっと体調を崩しておられるということで、直接お目にかかれなかったわけでありますけれども、業務に遅滞をもたらすことがないように速やかに引継ぎを行うことが重要であるというような判断から、そのような形で引継ぎを行わせていただいたと思っております。
(記 者)
 今の関連してなんですけれども、電話のやり取りは何分ぐらいで具体的に櫻田さんの方からどのような言葉があったか、御記憶の範囲内でお願いします。
(大 臣)
 やり取りの時間としては5分程度だったと思いますが、それぞれ手元に同じ文書を置きまして、前大臣から一つ一つ御発言があって、それを私もチェックさせていただいたことであります。冒頭、櫻田前大臣からは、今回、自分の不適切な発言によって、このようなことになってしまって、関係皆様方に御迷惑をかけて申し訳ないという趣旨のおわびのお話がありました。
(記 者)
 1点お尋ねなんですけれども、五輪の大会期間中の道路の混雑緩和に関して、一義的には組織委員会と東京都が担当になるわけなんですけれども、ロードプライシング、特に首都高速の値上げを含めた検討をしております。これは大臣として、この検討の進め方について、こういう形で進めてほしいというようなことがありましたら、お聞かせください。
(大 臣)
 首都高速道路の値上げについて、先んじて組織委員会、東京都から政府の方に検討の依頼があったということは承知を致しております。ただ、これはいろいろ値上げとなりますと、国民生活とか経済活動とか、様々幅広く影響があると思いますので、そういうことを勘案しながら、丁寧にこれから検討を進めることが大切だと、こう思っております。
 
 以上