平成31年4月12日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。私の方からは、明日で2020年東京パラリンピック競技大会が500日、開会まで、迎えるということになりました。かねてより、パラリンピックが成功して初めて、トータルとしての東京大会が成功するということを申し上げてまいりましたので、パラリンピック成功に向けて一層努力をしてまいりたいと思っております。私の方からは以上です。
2.質疑応答
(記 者)
パラリンピックについてなんですけども、課題と、その課題に向けてどう解決していこうかというお考えがあればお聞かせください。
(大 臣)
率直に言って、国民の皆さんが寄せる関心はまだオリンピックの方が大きい。パラリンピックに向ける関心の方が小さいというのは、これがもう事実だと思います。したがいまして、これから500日の間に、パラリンピックに対する関心を高めていただくために、様々なイベントで体験をしてもらうとか、いろいろなこの報道もしていただいておりますので、そういう機会を捉まえて、パラリンピックに向ける関心を高めていきたいと思います。どういうことをもって成功かということはあると思いますが、私としては競技場を是非フルスタジアムになるようにしたいと思いますし、また、障害を持ちながらそれを乗り越えて頑張る、そういう姿、ここから得られる感動というのは、後に受け継がれる感動があると思いますので、そういう点についても、国民の皆さんに関心を寄せていただきたいと思います。
(記 者)
昨日、WTOの上級委員会が、韓国による福島の水産品の輸出の不当とした一審判決を破棄する形になったんですが、その結果に対しての御所感をお願いします。
(大 臣)
被災者の皆さん、風評被害というものに大変苦労されているわけで、そういう意味においてはちょっと残念だなと、こう思います。オリンピック・パラリンピックに関しても、被災地の食材というものを積極的に活用したいと、こう思っております。それはできることですから、国内的にはですね。そういうことも通じて、この風評被害を払拭するため、この被災地でできる食材のすばらしさ、そういうものを是非発信していきたいと思っております。
以上
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