平成31年3月26日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
私の方からは特別ありません。
2.質疑応答
(記 者)
昨日の国会で大臣、撤回されましたが、「国道や東北道が健全に動いたからよかった」という発言に対して野党から批判が相次いでいます。改めて受け止めを教えてください。
(大 臣)
24日の自民党の集会での発言は、発生から一定期間続いたものに、内陸部の一部の幹線道路では緊急車両の通行ができるようになったとの意図でお話をしたところでありますが、広く国道交通網ということに関して言及してしまったことは、事実と異なるということで、撤回させていただいたところであります。そのため、昨日の参議院予算委員会において、私の発言については、おわびの上、撤回させていただきました。
今回の発言は、地元の集会において、今後日本のどこかで大規模な災害が発生した際に、幹線道路の通行がかなりの長期間にわたって、全く動かなくなる可能性も想定して、対応策を事前に考慮して備えるべきものとして述べたものであります。来年に迫った東京大会やホストタウンをはじめ、被災地の競技の開催、復興の火の展示、聖火リレーのスタート、被災地産の食材や材料の利用など、復興を後押しする取組を関連機関と連携して進めており、今後とも被災地に寄り添った取組を進めたいと思っております。本当に、地元で自民党だけの会合で、お招きして、ゲストとして行ったときのコメントでございます。
(記 者)
すみません。今、一番、要するに、仲間内の会合だというお話だったんですけれども。
(大 臣)
身内です。
(記 者)
基本的にはそれは真意ではないという意味なんですか。
(大 臣)
そういうことじゃないです。今、言ったとおりでございます。それをもって、全てを表しています。
(記 者)
大臣、今のお話なんですけれども、今のお言葉で分かるということですけれども、私、真意が分からないんですけれども、大臣、地元の自民党の会合だから、何なんでしょうか。そこの点の御説明をお願いします。
(大 臣)
ですから、24日の地元の集会での発言で、発生から一定期間経過後には内陸部の一部の幹線道路では緊急車両の通行ができるようになったとの意図でお話ししたところでありますが、広く国道交通網ということに言及してしまったことについては、事実と異なりますということでございます。
(記 者)
大臣、私が尋ねているのは、地元の会合だから、大臣、その発言がどうということなんでしょうか。
(大 臣)
地元だからということではございません。ところで言ったというだけで。地元だろうがなかろうが、内容は同じ状態です。
(記 者)
先程の地元の会合でゲストとして行ったというふうにおっしゃったんですが、会合で大臣は共同発起人の1人として御出席なさったかと思うんですが、事実関係をお願いします。
(大 臣)
あくまで私はお招きを受けて行ったんです。
(記 者)
その上で、事実誤認の発言ですけれども、被災地には復興五輪に対する違和感を感じている被災者の方も少なくない中で、今回の出来事が東北の方にどう響いたというふうに、大臣御自身はお考えになっているでしょうか。その上で、東北の方にどう説明したいか、何か言葉があればお願いします。
(大 臣)
先程と同じようになると思ってます。これについては、昨日も国会審議によってお答えさせていただいたと思います。先程と同じような回答になろうかと思います。発生から一定期間経過後に、内陸部の幹線道路では緊急車両の通行ができるようになったという意図で話をしたところでありますが、広く国道交通網ということについて言及したことについては、事実と異なるということでございます。東日本大震災では多くの尊い人命が失われましたので、今も多くの方が避難をされている状況にあって、私の発言により不愉快な思いをされた被災者を初め、全ての皆さんにおわび申し上げたいというところでございます。憲法改正東葛市民の会の方にお招きを受けて行ったところでございます。発言内容は。
以上
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