平成31年2月12日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
冒頭1件、私の方から発言させていただきたいと思います。
まず、先週、組織委員会からメダルプロジェクトの終了時期及び金属の回収状況において公表され、メダル製造に必要な金属量の回収が順調に進んでいるとの発表がなされました。
私どもとしては、これまで回収ボックスの省庁リレーや、ホストタウンでの回収をお願いしており、引き続き3月まで協力してまいりたいと思っております。
以上でございます。
2.質疑応答
(記 者)
先日、国際パラリンピック委員会が組織的なドーピング問題で、資格停止としていた、ロシアパラリンピック委員会の資格停止の処分を条件付で解除すると発表しましたが、これによりロシアが選手団を東京大会に派遣する道が開かれたことになりますが、受け止めをお願いします。
(大 臣)
ロシアパラリンピック委員会に対する厳格な条件付での資格停止処分解除につきましては、国際パラリンピック委員会が慎重に検討した上で決定したものと認識しております。
コメントする立場になく、ちょっと控えさせていただきたいなというふうに思います。
いずれにしろ、2020年東京大会を控える我が国としては、世界ドーピング防止機構を始めとした関係機関と連携して、ドーピングのない、クリーンなスポーツの実現に努めてまいりたいと思います。
私自身も前、副大臣のときに、南アに行って、反ドーピング大会、世界大会に参加したこともありますので、ドーピング問題については極めて関心を高く持っておりますので、厳格に守っていただけるよう、願っているところであります。
(記 者)
二つお尋ねなんですけど、一つ目、IOCが韓国と北朝鮮と五輪の参加に関しての議論を行っております。開催国の大臣として、この韓国と北朝鮮、南北合同チームの在り方等々についての御見解をお願いいたします。
(大 臣)
そうした報道については承知しております。ただ、東京大会の北朝鮮の選手の参加に関する問題につきましては、まずはIOC、北朝鮮オリンピック委員会、大会委員会等との間で調整すべき事項であると思いますので、政府としてはその動向を注視していきたいなと、こういうふうに思っております。
(記 者)
そこで決めたことを政府としては尊重するという理解でよろしいですか。
(大 臣)
それはもう、国際機関でしっかりと、それぞれの関係者が検討して、十分な運営にも慎重を重ねて検討した結果でございますので、政府としてはそれを尊重したいなと思っております。
(記 者)
あともう1点、一昨日地元の党大会で安倍総理が総裁の立場としての発言で、民主党政権のことを「悪夢のような民主党政権だった」という発言をされました。ただ、党内では批判の声もあるわけですけれども、大臣としては、民主党政権をどのように評価されていますでしょうか。
(大 臣)
それは、民主党政権の時代は、経済も停滞して、国民の中で士気が十分上がらなかったということで、その中で3年3か月という期間を経て、自民党が政権復帰したということで、自民党も過去のマイナス部分を払拭して、前向きに取り組んでいる結果だと思っておりますので、過去よりは、民主党政権よりは自民党政権の方がはるかに政策的に評価されているのではないかなというふうに思っております。
以上
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