平成31年1月25日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
私の方からは特別ありませんけれども、何か御質問あったら。
2.質疑応答
(記 者)
2020年東京五輪・パラリンピックの競技開始時間について、マラソンは6時、競歩は5時半ということで、IOCを含む関係機関と合意したとの一部報道がございます。事実関係も含めて、現在の調整状況についてお聞かせください。
(大 臣)
報道については、承知してるところでありますが、マラソン、競歩の競技時間については、組織委員会において国際陸上連盟とIOCと現在調整中であるというふうに承知しております。政府としては引き続き、組織委員会における調整の状況を注視していきたいというところでございます。
(記 者)
昨日、組織委員会は大会ボランティアの応募が、最終的に20万人を超えたと発表しました。今後はボランティアの希望とのマッチングが課題になっていくかと思いますが、大臣としての受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
ボランティアについては募集前でいろいろと御意見があったところでありますが、最終的に募集人数を大きく上回る20万4,680人の方に応募いただいたと伺っております。率直に申し上げ、よかったなというのが率直な私の気持ちであります。今後組織委員会において、ボランティアの選考や役割のマッチングということで、活動の詳細の検討などが進められると思っております。
私としては応募していただいた方々が、納得感のある形で進めていただくことが一番ふさわしいなと思っておりますし、活動しやすい環境を整備していただきたいなと、極めて大切なことだと思っております。こうした観点から引き続き、組織委員会の状況について注視していきたいと、こんなふうに思っております。
(記 者)
東京オリンピックにも関連するんですが、ロシアのドーピング問題についてお尋ねします。
ロシアの反ドーピング機関が、求められていた検査データの提供を、決定された昨年末の期限内に完了できなかったんですが、世界反ドーピング機関は先日の常任理事会で、再度ロシアに処分を科すことは見送るという決定をしました。ただ、この約束を履行できなかったロシアに何の処分も科さないことには、批判的な声も選手などから上がっています。
この会議には日本政府を代表して浮島文科副大臣も常任理事として出席されていますが、大臣は今回の決定の妥当性について、どのようにお考えでしょうか。
(大 臣)
1月22日に世界ドーピング防止機構、いわゆるWADA、常任理事会がロシアの国内ドーピング防止機関に対して、資格停止処分や制裁措置等を科さない決定を行ったということは知っておりますが、今後データや検体の分析を通じて解明が進むことを期待しますということです。
(記 者)
ちょっと話題が変わるんですけれども、テニスの大坂なおみ選手が日本人初の決勝進出を果たされたということで、大変東京オリンピックに向けても明るい話題かと思うんですが、大臣、今回の大坂選手の活躍について御所感などありましたら、お願いします。
(大 臣)
すばらしいことだと思っております。日本が本当に誇るべきことだというふうに思っております。世界で決勝戦が2位以上は確定しているわけですから、私も試合のところどころをニュースで見たり、やっているんですけれども、是非勝ってもらいたいというのが本当に率直な私の気持ちです。
以上
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