平成31年1月18日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
冒頭1件、お知らせさせていただきます。来週21日月曜日でありますが、東京大会においてサーフィン競技が開催される千葉県一宮の釣ヶ崎海岸を視察するとともに、千葉県及び各会場等の担当者との意見交換を行い、競技運営上の課題などについて確認することとしております。東京大会まで1年半となり、今年は本番に向けてテストイベント等を通じて大会運営の詳細を調整していく段階となります。そのため、現地を実際に視察し、現場の状況を十分理解して、今後の調整に当たっていきたいと考えております。
私の方からは以上でございます。
2.質疑応答
(記 者)
おはようございます。
2020年東京五輪招致疑惑について、JOCの竹田会長が今週会見を開きました。会見では質疑に応じず、批判の声も出ております。会見への受け止めと、説明責任の在り方について、五輪担当大臣としてどのようにお考えになりますか。
(大 臣)
竹田会長が疑念を払拭できるような説明責任を果たしていただきたいと思っておりますが、その具体的な方法につきましては、御自身で判断するべきものではないかなと、こんなふうに思っております。
(記 者)
関連して、フランス当局からの捜査は長期化する見込みも報じられております。大会開催に向けて準備を加速させる時期において、改めて大会への影響はどう考え、どのように対応していくか、お聞かせください。
(大 臣)
政府としては、主催者である東京都や組織委員会と連携をしつつ、東京大会が祝福される大会となるように、引き続き着実に準備を進めていきたいと考えております。
(記 者)
先程のJOCの竹田会長の関係でお伺いしますが、19日にスイスで開かれたマーケティングの委員会において、竹田会長は個人的な理由で欠席をされました。今回の疑惑と関連して、今後の業務に支障が出るのではないかという指摘も出ておりますが、大臣としてどのように考えていますでしょうか。
(大 臣)
いずれにしましても、竹田会長には疑念を払拭できるような、十分な説明責任をしていただきたいと思っておりますし、続けて疑惑払拭に努力していただきたいということであります。
(記 者)
関連で続けてなんですけれども、先日の竹田会長の会見においては、質問を受け付けなかったことによって、海外メディアからは、疑念は払拭できていないという指摘も上がっています。大臣、疑念払拭と先程もおっしゃいましたけれども、あの会見で疑念は払拭されたとお考えでしょうか。
(大 臣)
それぞれ受け止め方はいろいろとあると思いますが、十分説明されていないということについては承知しております。
ただ、いずれにしても、本人の問題でございますので、十分疑念払拭に説明責任を引き続き果たしていただきたいというふうに思いますし、十分説明がされていないという指摘については、私の方も承知しているところでございます。
(記 者)
ちょっと所管の業務とは関係ないかもしれないんですけれども、厚生労働省の勤労統計の不適切調査の問題で、本日の閣議で予算案の修正がされたと思うんですが、こうした異例の事態になったことに、大臣、内閣の一員としての受け止めをお願いします。
(大 臣)
統計については、やはり正確な統計がないと、いろいろ政策を遂行するに支障をきたしますので、今までのようなことがないようにしっかりとした統計を作成していただきたいということです。
我々は、その統計に基づいて政策判断をすることが非常に多いので、しっかりと取り組み、やってもらいたいと、間違いのないようにやってもらいたいと。間違いは許されないという思いです。
(記 者)
竹田会長の話に戻るんですけれども、先日の会見の日に、組織委員会の方は大会の準備運営には支障はないといった内容のコメントを出されていたんですけれども、大臣としては、現時点で大会の準備の何かそういった支障とか影響はないというふうにお考えでしょうか。
(大 臣)
政府としては、主催者である東京都と組織委員会と連絡を密にしながら、東京大会が祝福されるような大会にしたいなということで、引き続き着実に準備を進めていきたいと考えております。
以上
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