平成30年12月25日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
今日のことについては、特に私の方から発表するような事項はありませんので、何か皆さんの方で御質問ありましたら、承りたいと思いますが。
2.質疑応答
(記 者)
先週決まりました大会組織委員会の発表した、大会予算のバージョン3についてお伺いしたいんですけれども、先週発表されましたが、大臣としての受け止めをお願いできますでしょうか。
(大 臣)
先日21日、組織委員会が公表したバージョン3予算については、昨年末のバージョン2予算よりも精査して、支出内容の明確化や新たな需要に対応する一方、経費の最適化にも取り組んだ結果、組織委員会予算はバージョン2予算と同額の6,000億円となり、東京都と国を合わせた予算もバージョン2予算と同額、1兆3,500億円になっていると承知しているところであります。
大会経費のうち、国の担当については、バージョン2予算と同様、昨年5月の大枠の合意に基づき、新国立競技場及びパラリンピック経費合わせて1,500億円となっております。
国としては、開催都市である東京都と、大会の運営主体である組織委員会の取組を支援する立場から、これまでに様々な機会を通じて円滑な大会の準備に向けた取組を進めてきたところであります。大会まで600日を切る中、引き続き東京都や組織委員会と一層緊密に連携して大会の成功に向けて取組を進めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
(記 者)
オリンピック・パラリンピックのボランティアに関連してなんですけれども、東京都が募集している都市ボランティアに関連してなんですが、一部の都立高校で学校の先生が生徒に強制だというふうに受け止められるような形で募集をしているというようなことがありました。教育委員会の方からの発表があったわけなんですけれども、大会のそういうボランティアの募集の在り方について、大臣の受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
東京都ではオリパラ教育の一環として、都市ボランティアの積極的な参加を生徒たちに呼びかけていることは承知しておりますが、事実関係については、東京都に現在確認中でございます。
いずれにせよ、ボランティアですので、本人の意思に基づいて参加していただくということが大前提となりますので、このことを踏まえて、東京都において適切に対応していただくものと思います。
(記 者)
予算の話に戻るんですけども、今回のV2は前回のバージョンとほぼ同額でしたけども、まだ開閉会式や聖火リレーなど決まっていない要素が多数あるので、今後まだ膨らむ要因というのは残っていると思うんですけども、その予算が膨らまないための工夫とか、大臣としてはどういうふうに今後予算を引き続き工面していきますか。
(大 臣)
国としては、開催都市である東京都と大会の運営主体である組織委員会の取組を支援するという立場から、これまでにも常日ごろから密接に連携して経費を含めた議論を進めてまいりました。
こうした中で、大会経費バージョン3予算については、支出内容の明確化や新たなる需要に対応する一方、経費の最適化にも取り組んだ結果、バージョン2予算と同額の1兆3,500億円になっているものと承知をしております。そんな関係で、引き続き大会の実施主体であります東京都や組織委員会と一層緊密に連携して、大会経費の効率化に向けた取組を進めてまいりたいとこんなふうに思っております。
以上
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