平成30年11月20日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
冒頭1件、私からお知らせがあります。この度、オリパラ事務局が文化プログラムとして推進しているbeyond2020プログラムの熊本県版ロゴマークが制定されました。熊本県のマスコットであるくまモンと組み合わせたデザインであります。県内外から愛されるキャラクターであるくまモンとともに、熊本らしい魅力ある文化がより一層発信されることを期待します。
なお、自治体のマスコットなどと組み合わせたロゴマークとしては七つ目となります。詳細は事務方にお尋ねいただきたいと思います。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
(記 者)
そのくまモンが使われているbeyond2020の熊本県版のロゴマークについてです。
大臣として、先程も一層発信されることを期待されるということだったんですけれども、改めて東京大会に向けて、もう少し具体的に、どのようなことをこのくまモンのロゴマークによって効果があるのか、期待されているのか等についてと、もう1点が、今後またこのような御当地キャラの拡大について、どのように考えられているのかについて、お願いいたします。
(大 臣)
人気の高いマスコットであるくまモンとbeyond2020プログラムマークが一緒になるということは、本当に発信力も高くて喜ばしいと思いますし、熊本県では、2019年にラグビーのワールドカップや女子のハンドボール世界大会選手権とか、国際スポーツ大会が開催されますので、海外からも非常に注目度があることでございます。
是非、海外の皆さんも含めて多くの人々に、日本の文化の魅力を感じていただきたいということを期待するところであります。
以上であります。
(記 者)
今後のご当地キャラ拡大について、改めてお願いいたします。
(大 臣)
熊本以外にもほかにどんなマークが、実は私の地元である千葉県もチーバくんというのがあって、県民にはなじみが非常にあるところであります。大分定着しているのではないかなと思っているんです。栃木県のとちまるくんなどが、beyondマークと組み合わさっているところであります。このようなロゴマークの活用が、各自治体の文化の魅力の発信につながるよう、期待をしているところでございます。
そのほかにも、独自で、岩手県とか千葉県、栃木、滋賀県、高知県、京都にもあるらしいというふうに伺っております。
(記 者)
今後また、こういったコラボレーションというものは、増やしていかれる考えということですか。
(大 臣)
勝手にこっちで増やすというわけにはいきませんけど、なるべく地元の方と、地元の皆さんが合意を得られるような形で、地元が自発的に取り組んでいくということが、そして成果を出すということが大事なんじゃないかと思っています。
(記 者)
もう1点お願いいたします。
先日、大臣として初の地方出張に行かれました。その大分県の実施するホストタウンの実施状況であったりとか、車椅子マラソンの視察を経て、東京大会に向けて感じられた参考になる取組であったり、課題などありましたら、お願いいたします。
(大 臣)
まず、大分出張行ってきたんですけども、正直なところ感動しました。一言で言えば、感動しましたということで、それで、大分の国際車椅子マラソンの開会式に出席して、初めて車椅子マラソンのレースを観戦させていただきました。車椅子レースは驚くようなスピードで、圧倒的な迫力でありました。何よりもアスリートの皆さんが最後まで全力で車椅子で疾走して活躍している姿に感動をいたしました。また、地元の皆さんがボランティアとして、大会の運営を支えているということも非常に目立ったところで、非常に市民、県民一丸となって協力しているなということで、すばらしい大会であったというふうに思っております。知事も市長さんもおいでになって、大分県の皆さんが地域ぐるみで障害者スポーツを通じた共生社会の実現に取り組んでいるということが非常に印象的でありました。
また、現地では太陽の家というのがありまして、太陽の家の理事長とも意見交換もさせていただきましたし、その太陽の家の創設者である中村博士の「保護より機会を」という理念のもとで、障害のある方が生き生きと働き、地域の皆さんと活発に交流しているとの話を聞き、とてもすばらしいことだと思いました。
大分で障害者スポーツや共生社会の取組に対する皆さんの熱意に触れ、私も頑張ろうと、やる気満々だというふうに、私自身も勇気づけられたというようなところでございます。
東京大会を契機として、共生社会の実現に向けて、新たな決意をしたところでございます。
どうも御苦労さまです。
以上
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