平成30年5月18日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
今日は、冒頭私から申し上げることはございませんので、何か質問ございましたら。
2.質疑応答
(記 者)
2020年東京オリンピックのチケット関係で伺いたいのですが、先日、組織委員会のチケッティング戦略に関する有識者会議が開かれまして、組織委員会は、東京オリンピックの一般販売について2012年のロンドン大会、ロンドン大会を参考に、最高額を28万8,000円、最低額を約2,000円とする素案を提示しましたが、有識者から価格の幅を更に広げた方がよいといった意見が出たため、継続審議となりました。まだ審議の途中ではありますけれども、こうした価格設定の方針について大臣の受け止めはいかがでしょうか。
(大 臣)
有識者会議において、どのような価格帯かを含め、どのような売り方をするかということが、検討なされているわけでありますが、先回もお答えを申し上げましたけれども、この有識者会議においては、入場料収入の最大化を図る、それからめり張りのある座席の種類と価格設定にして、特に次世代を担う子供や若者に会場に来ていただく、それから満席にする、フルスタジアムを実現する、こういったようなことを基本に、検討なされていると承知をしております。
そういう中で、報道で具体的な数字が出ておるわけでありますけれども、私の聞いているとこでは、まだそうした具体的な数字については決定していないと、引き続き検討を進めるということを聞いているところであります。
いずれにしても、先程申し上げたような原則に基づいてですね、これから価格決まっていくと、それから売り方も決まっていくもので、もう一つは、2020年大会はパラリンピックを重視して、パラリンピックが成功して初めてトータルとしての東京大会が成功すると、こういう思いで私もおりますので、特にパラリンピックのチケットの販売についてはいろいろ工夫をして、可能な限りスタジアムが観客の皆さんで埋まるようなですね、そういうチケットの売り方、価格帯の設定、それも是非工夫してもらいたいなと思っています。
(記 者)
ありがとうございます。
ちょっと五輪と直接関係してなくて恐縮ですけれども、アメフトの試合の件で、日大の選手が悪質な反則をしたことによってけがを負わせてしまったことについて、波紋が広がっていまして、今週の火曜日にはアメフト協会が、スポーツ庁の方に状況報告に訪れましたが、今回の件を大臣は、実際悪質なプレーを動画で御覧になられたかということと、今回の件、どのように御覧になっているか、御所見をお願いいたします。
(大 臣)
大変な社会問題化になっていると思います。
テレビでも繰り返し報道番組等で、取り上げられておりまして、そういう番組を通じてラフプレーのシーンは、私も何回も繰り返し目にしております。
やっぱりスポーツっていうのは原則フェアプレー、これが原則だと思います。
アメフトはオリンピックに関係ありませんが、2020年大会はですね、ドーピングも含めてフェアな、最高にフェアな大会、最高にクリーンな大会にするというのが一つの目標ですから、そういうことを今考えている我々から見ると、やっぱりああいったようなルールから外れたプレーがなされるということは、これは大変問題だと思っております。
今各方面でいろいろ調査も、日大当局もしているようでありますが、そういうものを通じて今後二度とこういうことがないように、きちっと対処されることが望ましいと思います。
どうもありがとうございました。
以上
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