平成30年5月15日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
冒頭、私から1点ですが、本日、午後に大手町で開催されます釜石鵜住居復興スタジアムオープニングイベントの記者会見がございますが、それに私も出席して挨拶を行ってまいります。
本日の記者発表は、2019年ラグビーワールドカップの試合会場となっております釜石鵜住居復興スタジアムが8月19日に竣工することに合わせて実施されるオープニングイベントに関して行われるものであります。いよいよ竣工ということでございますが、地元の者の一人といたしまして、今日までの完成に至るまで御尽力いただいた関係皆様方に敬意を表したいと思います。
また、御承知のとおり、2019年ラグビーワールドカップ、これはアジアで初めて、ラグビー伝統国以外で初めて開催される大変歴史的な大会でもあるわけでございますので、是非とも成功させなければいけないと、こういうふうに思っております。
私は東京オリンピック・パラリンピック担当大臣でありますが、就任の際、総理から2019年ラグビーワールドカップについても、関係大臣と連携をして成功に向けた準備を進めるようにという指示も受けております。
2019年ラグビーワールドカップは、復興オリンピック・パラリンピックと同様に、国際社会からの支援も頂いて復興がここまで進んだという姿を世界に発信をする、そういう絶好の機会であると、こういうふうに思っておりますし、釜石を始めとする各地で行われます熱戦によって、被災地の方々も含めて日本国民の皆さんが大きな勇気と元気を与えられると、こういうふうに期待をしております。
そしてまた、釜石鵜住居復興ラグビースタジアム、これがラグビーのまち釜石の象徴として末永く愛されることを強く願っているところでございます。
私からは以上です。
2.質疑応答
(記 者)
今週の5月17日から18日まで組織委員会とIPCのプロジェクトレビューが行われる予定になっていますが、大臣としてはどのようなテーマについて協議すると報告を受けていますでしょうか。また、大臣としては今回のプロジェクトレビューがどのような協議になることを期待していますでしょうか。
(大 臣)
17、18日にIPCと組織委員会でプロジェクトレビューが行われるということは報告を受けておりますが、具体的な議題、中身については報告を受けておりません。
前回は昨年の10月に開催されたわけですけれども、それまでの準備の状況を報告し、また、IPCの方からそれについての課題と申しますか、そういうものが示されると、こういうことでありますので、今回も前回10月以降の進捗状況が報告をされて、それに基づいてIPCと事務レベルの折衝が行われると、そういうふうに承知をしております。
私はかねてから申し上げていますとおり、東京大会の成功の鍵、これはパラリンピック大会が成功して初めてトータルとしての東京大会が成功することになるのだと、こういうことを常に申し上げておりますので、今回のこのプロジェクトレビューを通じて、東京パラリンピック大会の成功に向けて、その有意義なものになることを期待いたしております。
以上
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