平成30年4月6日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。
私から、特に申し述べることはございません。何かございましたら。
2.質疑応答
(記 者)
2020年の東京大会に向けて、開会式、閉会式に向けて、祝日を移動する案がまとまってきているという話を聞きますけれども、大臣は日頃から警備とか、テロの警備などを懸念されていると思いますけれども、この移動については、どのようなお考えでしょうか。
(大 臣)
昨年、大会組織委員会から、オリパラ議連それからスポーツ議連の方に要請があったわけで、それを受けて、その両議連を中心に調整をしているところと承知しています。
祝日を定めるということですが、祝日の日数を増やすということは、これは経済に与える影響とか様々ございますから、既存の休日を移動させるという方向で、今調整されているということでございます。
スポーツ議連、オリパラ議連のほかにも、移すに関わりのある議員連盟がございますので、そことの調整が続いているということで、もう少し、そうした議連の調整を見守りたいと思っております。
(記 者)
一方で、2年後、すぐの祝日になるわけですけれども、その一地方、東京大会に向けて、全国が巻き込まれてしまうという、こういう声もあるんですけれども、この件についてはどう思われますか。
(大 臣)
最終的には国民の皆さんの御理解も得ながら、こういうことだと思いますが、その辺についての経緯とか、こういう必要性があるということは、決定に当たっても丁寧に説明することが必要だと思います。
(記 者)
直接関係なくて恐縮なんですけれども、陸上自衛隊のイラク派遣部隊の日報が隠蔽されていたことが判明しまして、この問題を受けての、大臣の情報共有の在り方ですとか、そういったことへの御所感はございますでしょうか。
(大 臣)
今、正に防衛省において大野政務官をヘッドに調査をしっかりするというチームがつくられて、これから調査が行われると思いますので、政府の一員としては、その調査がしっかり行われて、今御指摘のような、様々な疑問が解明されるように。それが、今後の再発防止、更には自衛隊に対する信頼の回復、こういうものにつながることを期待しております。更に言えば、自衛隊に対する国民の信頼とか期待は、東日本大震災のときの活動ですとか、様々な活動を通じて、非常に高まっているわけです。そういったような信用を得ていくというのは、長い時間掛かるわけですが、その信用に傷が付くということは、一つの出来事でそうなってしまうわけですね。
今回、こうしたことによって、国民の皆さんの期待とか信頼というものが傷つけられるということは、私にとってはとても残念なことだと思っております。それだけに、この内部調査しっかりやっていかなければいけないと思います。
以上
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