平成30年2月16日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。初めに、私からホストタウンサミットについて申し上げます。2月25日日曜日午後、武蔵野大学有明キャンパスにおきまして、全国のホストタウン自治体や大使館を始めとした、ホストタウン関係者を一堂に集めたホストタウンサミットを開催いたします。復興「ありがとう」ホストタウンや、共生社会ホストタウン、その他先進的なホストタウンの取組について、自治体、相手国、地域の大使館、民間企業等の方々に参加していただき、事例発表会、テーマ別分科会、パネルディスカッションを行う予定です。これら終了後には、参加者の情報交換の為の交流会を予定しております。このような大規模なホストタウン関係者が集まるイベントは、今回が初めてとなります。東京大会まで残り2年半となり、今回のイベントを通じてこれからホストタウンになろうとしている自治体も含め、先進自治体のノウハウや知見を得てもらい、さらに各地でのホストタウン活動を活発化させていただきたいと考えています。詳細については事務方に問合せ頂きたいと思います。私からは以上です。
2.質疑応答
(記 者)
おはようございます。火曜に続けてで恐縮ですが、平昌オリンピックで日本人選手の活躍が続いています。大臣お忙しいかと思うんですが、もし御覧になった競技で何か印象的だったものなどありましたらお願い致します。
(大 臣)
今日までに銀メダル4つ、そして銅メダル3つ獲得したということで、またそのメダル獲得に至らない競技においても、日本選手の皆さんが全力を尽くして頑張ってもらったと思います。どの競技かということではなく、全体的に本当に頑張っており、日本で応援している、声援を送っている多くの方々に感動を与えたと思います。まだ大会は続いておりますので、これからも是非頑張ってもらいたいと思います。私も開会式を含めて3日間おりましたが、とても寒く、その中でコンディションをつくることは大変だと思います。特に屋外のスポーツは風が強く、そういう中で実力を発揮するということもなかなか大変だと思いますが、そういう環境の中にいても本当に頑張っていただいているなと思います。
(記 者)
スノーボードで銀メダルをとられた平野選手は、2年後の2020年のオリンピックでも、スケートボードで挑戦するという可能性にも言及されました。スポーツ庁なんかを中心に、少しでもメダルがとれる競技を増やそうということで、競技力向上にも力を入れられていますが、その辺り2020年への期待感はいかがでしょうか。
(大 臣)
期待したいと思います。スケートの選手が自転車の競技に出たり、今お話があったスノーボード選手がスケボーに出るという可能性も、新しい競技が増える中でそういう可能性も広がっていくと思います。そういう可能性に是非挑戦してもらいたいと思います。
(記 者)
大会前も壮行会が、IOC、JOCの知的財産保護の関係で、スポンサー以外の企業が取りやめになると。今回のパブリックビューイングなんかでも、所属企業なんかでスポンサーになっていない企業がたくさんあると、やりたいけどできないという声があって、2020年大会に向けてもなかなか少し不安が残るような形の声も聞こえるんですが、大臣はこの点について改めてどういうふうに受け止められていますか。
(大 臣)
JOCも色々な考えの中で一つの判断をされたと思いますので、基本的にはJOCの判断を尊重しなければならないと思います。ただ一般国民感情として、せっかく機運を盛り上げよう、応援したい、というものの足かせになってもいけないと思いますので、その辺みんなが納得できるような基準を示したり、また、どういう理由でこういう規制がなされているのかという納得を得てもらう、そういう努力が更にこれから必要になると思いました。
以上
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