平成30年2月2日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。私から、beyond2020プログラムについては、昨年1月にロゴマークを発表し、認証を開始してからちょうど1年経ちました。おかげさまで現在認証件数は3,201件、認証組織は40団体となりました。認証組織の自治体でbeyondロゴを組み合わせた独自のロゴマークを作成するなど、着実に取組が広がってきていることを御報告致します。文化を通じた国際化の促進や、共生社会の実現につながる取組であり、また全国的な機運醸成を図るために非常に重要な取組であると考えており、引き続き積極的に推進してまいります。詳細については事務方から説明致します。私からは以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 平昌オリンピックまであと残り1週、開幕まで1週間と迫ってきました。昨日は北朝鮮選手団も韓国に入り、色々準備が高まっていますが、オリンピック担当大臣としての受け止めをお願いいたします。
(大 臣)
 いよいよ1週間ということで、アジアで開かれる冬季大会、是非成功してもらいたいと思います。平昌大会が終われば、いよいよ次は2020年東京大会ですので、平昌での日本選手の活躍等々、これが2020年大会の機運醸成にも繋がるということで、是非大会の成功と大会での日本選手の活躍を期待したいと思います。
(記 者)
 大会準備の一つとして、たばこフリーというのがIOCから出ておりまして、それに関連して厚生労働省から受動喫煙の防止の案が出ましたけども、この辺に関しては五輪担当大臣のお受け止めはいかがですか。
(大 臣)
 たばこフリーのオリンピック・パラリンピックを実現するということで、私の立場では是非この国会で成案を得て、法律を成立させていただきたいと思います。ようやく厚労省で考え方が出され、これからいよいよ与党プロセスに入っていくわけです。昨年の通常国会で成案がまとまらず国会に法案提出できなかったので、そういう経緯をよく知る者として、今この段階で私がその中身について一つ一つコメントすることは、これから与党プロセスに入るわけですから悪影響を与えてはいけないと思いますので、中身についてはコメントいたしません。しかし厚労省で考え方を取りまとめたということは、成立に向けての大きな一歩であると思います。何としてもこの国会で成立させ、2020年もですが、その前に2019年ラグビーワールドカップがありますのでそれも含めしっかりした対応をとっていきたいと思います。
(記 者)
 今の受動喫煙の関係で法案の中身は別として、このオリンピックに向けて受動喫煙対策の必要性の点について大臣の認識を改めてお伺いできますでしょうか。
(大 臣)
 これはIOCとWHOで、今までのここ数回の大会でもたばこのないオリンピックでやっているので、これはもう当然のこととして東京大会でもやらなければならない、実現しなければいけないと思います。

以上