平成29年12月5日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。私から特にございませんのでお願いします。

2.質疑応答
(記 者)
 自民党のライブ・エンタテインメント議連、五輪チケットのインターネット上の高額転売を防ぐための法案を、次の通常国会に提出するという一部報道がございました。大臣の受け止めをお願いします。
(大 臣)
 オリンピック・パラリンピックの高値転売の法整備について、オリパラ議連、スポーツ議連の合同総会がさきにございました。その際に大会組織委員会から要望された事項の一つで、これから具体的な検討が議連の中で行われると承知しておりますので、これからの検討を見守りたいと思います。私としてはこの場で良い案ができることを期待しております。
(記 者)
 12日に予定されているIOCとの夕食会で、被災3県の食材が提供されるそうですが、今のIOC委員への提供に対する意味と期待を伺えればと思います。
(大 臣)
 2020年大会は、復興オリンピック・復興パラリンピックとも言われておりますから、その中身を具体的に、様々なことをやっていくことが重要だと思います。その中の一つとしてやはり被災県での色々な食材、木材を選手村などで使ってもらったり、オリンピック・パラリンピックを機に、外国から訪れる方々に提供することは一つの復興オリンピック・パラリンピックに繋がることであると思います。この機会にIOCの方々へ、それぞれ3県の食材を提供するのは、その流れに沿うものですから良い事だと思います。こういうことの積み重ね、1回1回の積み重ねが大切ではないかと思います。
(記 者)
 五輪に直接関係なくて恐縮ですが、本日閣議で官房長官から天皇陛下の生前退位について御説明があったかと思うんですけど、どのような説明があったかというのを教えていただけますか。
(大 臣)
 官房長官から説明、御発言がございました。大変申し訳ないですが中身については官房長官の記者会見でお聞き下さい。
(記 者)
 昨年8月天皇陛下がお言葉を発出されて以来、様々な議論を経て、皇室会議で退位日が決まったという経緯がありますが、それを振り返られて、大臣はどうお受け止めになられるでしょうか。
(大 臣)
 天皇陛下のお気持ちに対する、その後の国民世論は、陛下のお気持ちに沿い、何とかお気持ちに沿えるような形になれば良いのではないかというのが大宗の思いだったと思います。非常に静かな雰囲気の中で御退位できる法整備が整ったわけですので、非常に順調に進んでいると思います。そういう流れの中で、御退位の日、即位の日、国民の皆さんから祝福される形で決まっていくことが望ましいのではと思います。私個人としては、順調に事が進んでいるのではないかと思います。
(記 者)
 12月5日の理事会でIOCは、ロシアのオリンピック参加の是非の最終判断をすると言われていますが、その件について大臣の受け止めや考えを教えてください。
(大 臣)
 一般論で言えばやはりドーピングはあってはならないことですし、アンチドーピングをしっかり進めていくことが基本中の基本であると思います。一般論ではありますが、疑問点や色々な調査等を含め、IOCでこれから適切に議論されるものと思います。

以上