平成29年9月5日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。今週もよろしくお願いいたします。私の方から冒頭申し上げることはありません。

2.質疑応答
(記 者)
 アラブ首長国連邦で開かれている国際パラリンピック委員会の理事会で、2020年東京パラリンピックの種目数などが決まりました。初実施のバドミントンやテコンドーを含め、種目数は前回リオ大会よりも増えて537種目となり、参加人数も過去最多の4,400人となる見込みです。この決定に関する大臣の受け止めをお願いします。
(大 臣)
 IPCにおいて、2020年大会の競技種目数が決まったと聞いております。中身を見ると、女性のアスリート枠を増やすということと、重度の障害を持つアスリートにチャンスを与えるということで、リオ大会よりも人数が増え、IPCの明確な方針が示されたのだと思っています。選手の皆さんにおかれては、これで目標が決まったので、これから3年間、大会に向けて最高のパフォーマンスを発揮していただき、多くの入賞者、とりわけメダルを獲得できればすばらしいことだと思います。私共も最高の環境をきちんと整備して、選手の皆さんの試合に十分応えられるよう努力したいと思います。
(記 者)
 麻生太郎副総理兼財務相が先日、愛媛県の講演で精神障害者に対する差別的な表現を使ったというふうに言われています。先日、ヒトラーを引合いに出した発言というのも問題になり、撤回されたりされておりますが、閣僚の一人として、大臣は内閣発足時には失敗しないことが大事だと仰っていたと思います。その観点から見ての受け止めをお願いします。
(大 臣)
 後半の発言については、実は私もその場に居合わせており、趣旨は「政治家は要するに結果が全てだ。結果にきちんと責任を持たなければならない。」という趣旨の話だったと思います。表現については誤解を受けやすい脈絡だったかと思いましたが、その後本人が撤回したということで、真意が伝わらなかったという思いが御本人にはあったのではと思います。前半の話については、その場におりませんでしたので、御本人に聞いていただければと思います。

以上