平成29年7月18日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
本日こちらから1点御案内があります。明日、7月19日香川県の直島を訪問させていただきます。直島は国際的にも大変評価の高い現代美術で地域を再生した島です。トリエンナーレと言う3年に1度の芸術祭である、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つです。非常に好事例としての取組で、今回スポーツの祭典であると同時に、芸術、文化の祭典である側面にも2020年大会は非常に大きな力を入れているところでもあるので、地元の浜田県知事や浜中直島町長と意見交換をさせていただき、2020年以降に続いていく形で、どのようにアートと地域を結び付けていくかについて、視察させていただきたいと思います。以上です。
2.質疑応答
(記 者)
香川県直島を訪問されるということですが、視察をどのように東京五輪に生かしていきたいのかということと、香川県のみならず地方をどのように五輪に巻き込んでいくかということについて、現段階でお考えのことがあればお願い致します。
(大 臣)
直島について、特に海外から来られるお客様から、直島に行きたいが情報はないか、直島はどんなところかと大臣になってから聞かれることがありました。私自身まだ一度も行ったことがなかったので、地方から世界に上手に発信しているということで、是非そこを拝見させていただきたいと思います。これからは2020年大会をきっかけに、地方から直接世界に繋がっていく、これはスポーツでも芸術でもですが、そうした道を切り開いていくことが望ましいと思いますので、どうやってそういう道を開いたかという点を特に重点的にお伺いをしたいと思います。今、ホストタウンで非常に熱心に取り組まれている地域もありますが、そうした皆様方に還元できるような形で、我々もノウハウを蓄積していきたいと思います。
(記 者)
昨日公表されたANNの世論調査で、安倍内閣の支持率が29.2%と危険水域と言われる3割を切りました。大臣としての受け止めと、またなぜそうなってしまったかについてお願い致します。
(大 臣)
世論調査は社によって色々手法等々あると思いますが、いずれにせよ国民の皆様方の思いや、政権に対してどんな考えをお持ちかということの一つのバロメーターであると思うので、そのような声の内容がどういうものであるかというのは真摯に受け止め、分析していきたいと思います。
(記 者)
真摯に受け止められるということですが、内閣の一員として具体的にどういったことをしていくべきだとお考えですか。
(大 臣)
私の担務は、オリンピック・パラリンピック、そして、サイバーセキュリティーですので、より一層東京都としっかり連携して仕事をしていくということだと思います。都知事はいつも新しいアイデアを提案され、より効率の良い、今までと違う発想で取り組めば、物事がさらに前に進むという取組をされる方ですので、国もそれをしっかり支えていけるような体制を持っていくことが必要だと思います。ありがとうございました。
以上
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