平成29年7月11日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
おはようございます。こちらから特にお話しすることはありません。
2.質疑応答
(記 者)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が、7日に聖火リレー検討委員会を開き、8月にIOCに提出するコンセプト案を固めました。来年春頃には、各都道府県が自治体内のルートや走者の選定等の検討に入る見通しを示しました。このことへの大臣の受け止めと、国として組織委員会やIOCにどのようなことを求めていくか、お願い致します。
(大 臣)
リレーのコンセプト案が出されたことは承知しており、同時に、これが事前に公になったものは採用しないというお話も、IOCからあったようなので、議論が熟し、IOCとの意見のすり合わせを整えるということが重要だと思います。東京大会は、復興五輪ということも掲げ、招致を成功させたこともあり、色々な思いのある大会なので、東京大会に相応しいコンセプトになるように期待しております。
(記 者)
話題変わりますが、一部報道で東京都議選の自民党惨敗を受けて辞任された下村博文東京都連会長の後任人事として、丸川大臣のお名前が上がっていらっしゃると言われていますが、このことについて御所見をお願い致します。
(大 臣)
私も報道で知っているだけであり、東京都連で何か具体的にそのような議論があるということは聞いておりません。
(記 者)
今IOCの理事会がローザンヌでやっているのですが、そちらで2020年東京五輪でも、リオ五輪で初めて実施された難民選手団を継続して実施することをIOC側で確認したようなのですが、恐らく難民選手団の受入れとなると、何か政府としても対応が必要になる面が出てくるのではないかと思うのですが、具体的には難民選手団をやることの受け止めと、考えられる対応についてあればお願いします。
(大 臣)
私と調整委員のメンバーの方との会話としてですが、大変すばらしいことをされたと申し上げたところ、是非東京でも続けていきたいという考えを持っていることを、早いうちから伺っておりましたので、今回正式決定になったということ、非常にすばらしいことだと受け止めています。IOC側で、難民を受け入れている国のオリンピック委員会が手を挙げて送り出すということを決めるので、それぞれ難民を受け入れている国がどのような判断をされるかということにかかっています。できる限り世界の本当に厳しい状況に置かれている皆様方に希望を与える力となるように、ある一定の存在感を持つような数で参加していただけたら、大変すばらしいのではないかと思います。
(記 者)
今の難民選手団の関連で伺うのですが、リオの時、ブラジルは、コンゴの柔道の選手2人受け入れ、支援されていたように記憶しておりますが、日本も、もしそういったような支援要請があった場合、今後考え得る対応だとか、今後どういった懸念が考えられるかとか、その辺りについて大臣の御所見をお願いします。
(大 臣)
まだ何の議論もされていないので、決定を受けてこれからどうするかという議論になりますが、主催国であるということはしっかり責任を負っていくということと同じだと思います。
(記 者)
週末の一部新聞報道で、丸川大臣が昨年獲得された自民党員が2人だけだったという報道が流れていましたが、自民党は議員1人当たり1,000人のノルマを掲げていると思うのですが、報道の事実関係と、獲得が難航したのであればその理由や受け止めがあればお願いできますでしょうか。
(大 臣)
私も報道を見て大変驚き、すぐ確認したところ、実際に2人ということが分かりました。自民党員として大変お恥ずかしいことです。毎年継続党員のお知らせというのを送ることになっているのですが、うちの事務所でうまく送れていなかったところがあるようですので、今後確認してきちんと手続きをしていきたいと思います。
(記 者)
関連で、自民党は平成26年からノルマを掲げていると思いますが、昨年に限らずそれ以前に関しては、ある程度人数が集まっていたということでしょうか。
(大 臣)
そうですね。努力がどうであったかというのは、色々な評価があろうかと思います。極端に減っているので私も驚き、確認致しました。
以上
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