平成29年6月20日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。本日こちらからお伝えする話はございません。

2.質疑応答
(記 者)
 マクドナルドとIOCのトップパートナーシップが2018年大会で終了することが発表されました。直接関係ありませんけれども、御感想などありましたらお願いします。
(大 臣)
 大変驚きました。16日付で発表したその日からスポンサーを離れるということでプレスリリースがございました。これまで1976年から相当長い期間にわたり、最高位のスポンサーとしてオリンピックムーブメントを進めてきた存在ですので、できればスポンサーを離れても可能な範囲で東京2020年大会の盛上げに協力していただけたら有り難いなと思います。選手村では、マクドナルドの前は大行列ができており、あれに代わるものがどうなるのかが非常に気に掛かるところです。
(記 者)
 内閣支持率の関係でお伺いしますが、週末の報道各社の世論調査では、内閣支持率が30%台から40%台まで軒並み落ち込みました。中には不支持率が支持率を上回った結果もありましたが、その辺も含め、安倍内閣の閣僚のお一人として、この結果をどのように受け止められるかというのと、今後、信頼回復のためにはどういった点が必要か、御所感をお願いできますでしょうか。
(大 臣)
 結果は結果として真摯に受け止めて誠実にこれからも仕事を積み重ねていかねばと思っております。総理の昨日の会見でも、対応が二転三転したということは総理のお言葉で表明がございましたので、私もそれはその通りだと思います。それからまたオリンピック・パラリンピックに関して言いますと、東京都がどのように対応されるかということで、我々もそれを受け止める立場ではありますが、やはり期限が限られておりますので、お互いコミュニケーションを密に図りながら誤解のないように、また、国民の皆様に対する発信というのは常に怠らないようにして理解を得られるような努力を続けていきたいと思います。
(記 者)
 最初の質問の関連で、マクドナルドのスポンサーの決定について、一つの原因としては、やはり五輪の人気が落ちている、五輪の視聴者が下がっている等の指摘もありますが、大臣としては76年からスポンサーとして続けたマクドナルドが離脱した理由をどのように分析しておられるのでしょうか。
(大 臣)
 プレスリリースで発表された内容というのは、皆さんも御承知だと思います。グローバルな成長戦略の一環として経営方針を転換する。優先順位の高いものに投資先を転換していくということですので、五輪よりも優先順位の高いものが何かあったということだと思います。一方で、オリンピック・パラリンピックは、特にオリンピックについてはアジェンダ2020を踏まえ、一つの転換点にあるという認識は私達も共有しているところです。是非とも2020年大会では新しい五輪の姿を示せたら良いのではないかと思います。

以上