平成29年6月13日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。本日こちらから発言することはございません。

2.質疑応答
(記 者)
 先日、IOCの臨時理事会が開かれ、2020年大会の実施競技が決まりました。男女混合の種目などが追加されていますが、御所感をお願いします。
(大 臣)
 IOC、特にバッハ会長がお考えの、女性の参画、ダイバーシティー、こういうことに対し大変神経を使って種目を決定されたのかなという印象を受けました。BMXフリースタイルや、3×3は、私達もですが、特に若い関係者の皆様方からとても期待する声が多かったので、若者へのアピールというか、若者の皆さんの参加や意欲につながる種目の決定もあり、今までの大会と違う新しい切り口が見られるのかなと思い、大変楽しみです。
(記 者)
 関連で、IOCの今回の新種目が入ることで、女性の参加率が48%前後まで行きそうだということですが、その辺りの男女平等をキーワードにするのはいかがでしょうか。
(大 臣)
 ちょうど、女性の活躍の推進ということを国で掲げている中で、2020年に迎える東京大会が女性の活躍に重点を置いたものになるというのは、協働というか、同じ方向を向いて一緒に仕事を進められますし、また、価値を創造していけるというふうに、非常に嬉しく思います。是非それが叶うように、我々もしっかり準備をしたいと思います。
(記 者)
 新種目の件で、これに係る費用については、先日決定した大枠の中で全て整合性が取れているということなのでしょうか。
(大 臣)
 まず組織委員会がIOCに、種目を決定するにあたり、コストの面は十分御配慮下さいとお話をしておられます。まだ詳細はこれからで、どういう経緯で決まったか、なぜこうしたかという理由については、これから調整委員会の場で組織委員会が説明を受けられると伺っておりますので、その場での説明もよく伺いながら、これまで言ってきたコストの中でしっかり管理が出来るようにしていきたいと思います。

以上