平成29年6月9日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 冒頭、皆さまにお伝えするお話が1点ございます。機運醸成の試行プロジェクトの採択について、一次と二次があり、今回一次分の発表でございます。去年と同様、公募を進めておりました「文化を通じた盛り上げ」に係る試行プロジェクトについて、毎回有識者の皆さまに審査をしていただいておりますが、審査の結果、第一次審査分が採択されましたので公表致します。第一次審査分として9件応募があり、そのうち1件を採択させていただきました。詳細は事務方から説明を行う事とさせていただきますが、2020年に向けてしっかりやっていただき、我々としてもそのプロセスについて、進行管理をしたいと思っております。以上です。

2.質疑応答
(記 者)
 今日、IOCの臨時理事会が行われ、東京大会の全種目が決定される見通しです。各競技団体から追加種目などの要望も出ていますが、期待するところ等ございましたらお願いします。
(大 臣)
 IOCの臨時理事会で、実施種目が本日決定する見込みであることを聞いております。種目というのはそれぞれの競技に関わる皆さま方にとっては、大変関心の深いところでありますし、我々としても競技会場やコスト、競技のスケジュールや選手の数にも関連してきます。我々としては、大会準備を加速させていく上で大きなポイントであるという認識です。IOC理事会で決定されるものですし、IFとの協議の中で決まっていくものでありますが、しっかり情報を把握して、これを大会準備の加速に生かしていきたいと思います。
(記 者)
 先ほど発表のあったプロジェクトの採択ですが、これを選ばれた理由というのは何でしょうか。
(大 臣)
 詳しくは事務方に聞いていただければと思いますが、一番は、それ以外に出てきた案件が、例えば去年やっていたり、既にあるものだったりした中で、全く新しい取組であるということです。そして毎年積み上げ2020年まで向かっていくということ、あくまで試行プロジェクトとしては2020年の機運醸成でありますが、2020年以降のレガシーになるということを見通したプランであるという事も、一つ大きな理由になっています。ありがとうございました。

以上