平成29年6月6日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
本日こちらからの発言はありません。
2.質疑応答
(記 者)
2020年大会の輸送運営計画のバージョン1がIOCに提出されました。2020年大会では、会場が分散しているため、これから乗り越えていかなければいけない課題も多いかと思いますが、大臣の御所感がありましたらお願い致します。
(大 臣)
V2は来年度中に策定する予定と聞いております。V1からV2にかけての策定プロセスで正に輸送計画の各会場や、その間を結ぶルートが決まってまいります。このV2に向けての議論のプロセスでいかに皆様にきちんと情報が前広に伝わり、それぞれの分野から課題があれば早めに御指摘いただくということが重要ではないかと思っております。我々が想像している範囲を更に超え、本当に広い範囲で関わる方達が出てきますので、我々の想像の範囲の中だけで動くよりも私はできる限り情報をオープンにして、御自分たちから声を上げていただくような形で双方向のやり取りができることが望ましいと思います。
(記 者)
オリンピックではテロ対策も大きな課題の一つですが、イギリスなどで今テロが相次いで起きています。大臣の御受止等がありましたらお願い致します。
(大 臣)
ロンドンのテロはイギリス政府、そしてロンドン市が非常に警戒を高めている中で起きたことであり、大変ショックを受けております。日常生活を恐怖に陥れることで人々の心を縛りつけようとする形のソフトターゲットのテロというのは断じて許せないものであり、ものすごく怒りを感じます。一方で、非常に対策が難しい事でもあり、事前の情報を収集することも非常に重要であると思っております。国際的にもこれは苦しみ、またお互いに知恵を出し合って協力していかねばならないというムードになっておりますので、その機運をしっかり捉え、私共も国際的な連携をする中で、ソフトターゲットテロ対策をしっかり進めてまいります。
(記 者)
受動喫煙の対策法案について、厚労省案と自民党案の折り合いがつかず、今国会での成立が難しくなっている状況ですが、五輪の開催という観点から見て、大臣の御所感をお願いします。
(大 臣)
五輪の開催もありますが、2019年にラグビーワールドカップもあり、この時点でしっかりとそれなりに対策がとれていることが重要だと思います。厚生労働省の方で引き続き法案の提出に向けて努力していると伺っておりますので、しっかり連携をしていきたいと思います。
以上
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