平成29年2月28日
閣議後定例記者会見
1.冒頭発言
こちらから特に発言はございません。
2.質疑応答
(記 者)
東京オリンピック・パラリンピック大会の経費について話し合う、国・東京都・組織委員会・関係自治体の担当者による作業チームの第3回会合が昨日開かれました。これについての議論の内容や、今後のスケジュールについてお聞かせください。
(大 臣)
昨日は第3回ということで、関係する自治体の皆様の共通の課題を話し合うために、一堂に会して議論するという場の設定でした。横並びでお互いの状況を聞くことにより「もう少しこれを知りたい」「うちの県はこういうことが必要だ」といった、気付きがあったということなので、自治体の立場に立って話の議論を深めていくという立場にある我々としても、第4回の会議を開催する方向で調整が行われるということについては、大変前向きに歓迎しているところです。もう少し自治体の皆様が納得しないと、前に進まない話ですので、自治体の皆様方が得心ゆくまで議論するということが重要かと思います。
(記 者)
オリンピック関係で“聖火リレーの検討委員会”が先週から本格的に始まりました。47都道府県を前提に、被災地を重点的に回るという基本方針が出され、これから本格的に議論していくということですが、大臣はどんな聖火リレーを期待していますか。
(大 臣)
64年の記憶というのが未だに鮮明な中で、全ての都道府県を回っていくということ、そして被災地を重点的に回っていくということは、全ての国民がほぼ納得していただけるものだと思います。問題は、どうやってそれを形にしていくかということです。現在IOCが、大変厳しいルールの下で聖火リレーの計画を立てるよう求めてきておりますが、我が国ならではの治安の良さ、また、被災地を抱えているという思いを、森会長を通じてお願いしているところです。是非、実現するためのルールの緩和について、引き続き総力を挙げてお願いしていきたいと思います。子供も大人も、あらゆる人々が夢と希望をこの聖火リレーで分かち合っていただけるようにしたいと思います。
以上
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