平成28年11月15日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。こちらから発言することは、今日は特にありません。

2.質疑応答
(記 者)
 昨日の羽田の視察の関係なんですけれども、大臣、囲みで空港機能強化の話を関係府省庁の検討会議で一度出されましたけれども、この会議について、メンバーとか検討事項とかそういった、ちょっともう少し具体的な中身というのを教えていただきたいのですけど。
(大 臣)
 昨日、取材に来てくださった皆さま方、大変ありがとうございました。昨日視察させていただいたことも踏まえまして、財務省、法務省、厚生労働省、農林水産省、CIQの関係省庁等で出入国に関する検討のための協議会を、年内を目途に設置して、年内に開催を是非させていただきたいと考えております。空港でも申し上げましたけれども、ピークが集中するということに加えて、アクレディテーションなどの特別な手法で入国される方が一気に来るということであったり、あるいは障害をお持ちのお客様が短期間に数多く入国されるというオリンピック・パラリンピックならではの状況がございますので、通常と異なる対応が必要になります。この協議会ではそうした対応も含めて、出入国に関連する課題への対応を検討したいと思います。また間に合わせないと意味がありませんので、作業がきちんと進んでいるかどうかの進捗管理をきっちり行いたいと思っております。是非ご注目いただければと思っております。
(記 者)
 関連ですけれども、その空港機能の強化の対象となる空港というのは、例えば羽田、成田、関空、中部とか何か大体目星は付いているんでしょうか。
(大 臣)
 基本的には首都圏内にある空港が対象ですけれども、今後需要をよく見ながら、同じような検討が可能かということは、よく考えてまいりたいと思います。
(記 者)
 すみません、五輪のこととは別件で恐縮なんですが、大臣ご出身の東京大学で、来年度からひとり暮らしの女子学生を対象に、月額3万円の家賃補助を導入するということが決まりまして、背景としては大学生だったり、志願者の女性の割合がまだ2割程度と、非常に少ないということで、比率を高めたいということが背景にあるようなんですけれども、そうした取組が大臣ご出身の大学で実施されることについて、もしご所感などあればお願いいたします。
(大 臣)
 在学中は女子トイレが少なくて、大変苦労した思い出があります。いまだに女性が少ないのだなというのは、ちょっと残念な話で、大胆な策を採られたなと思います。一時、増田さんの提言の中で、「消滅可能性都市は女性に人気がない都市だ」というような一般的な評価がありましたけれども、大学もやはり女性に愛される大学にならないと生き残れない時代になったのかなと思います。
(以    上)