平成28年4月22日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言

おはようございます。
私から今日は特段ありませんので、何かありましたら、どうぞお願いします。

2.質疑応答

(記 者)
幹事社から代表質問させていただきます。まず、バドミントンでまた一人賭博が見つかったということだったんですけれども、自分たちで見つけたという意味では自浄作用というのはあると思うんですが、その一方で、次々というか五月雨式にというか、どんどん出てくるということに対する不安もありますけれども、そのあたりについて大臣、お願いします。
(大 臣)
新たにこうした問題を起こした選手がいた、関与した選手がいたということについては大変残念に思っております。スポーツ団体が調査をされたわけでありますし、また処分は尊重いたしますが、企業・協会・大学において、二度とこういうことがないようにしっかり対応していただきたいと思っております。
バドミントンだけではなく、国民の皆さんに夢と希望を与える、場合によっては、子供たちに尊敬の念を与えるすばらしいスポーツをされている皆さま方が、そのような不正行為のないように、しっかりと自覚をして取り組んでいただきたいと思っております。
(記 者)
もう一つ、自転車競技連盟の公式サプリがドーピングの禁止薬物になっていたということがありましたけれども、ドーピングというのは選手の故意、過失にかかわらず対象になってきます。大変問題だと思うんですけれども、このあたりについての大臣の感想をお願いします。
(大 臣)
そうですね、私も報道で見ただけで詳細についてはまだ承知しておりませんが、いずれにせよドーピングはあってはならないことでありますから、JADAでこうした問題を含めて積極的に取り組んでいただきたい、対応していただきたいと思っております。
(記 者)
その関連で会社が、「国内に検査機関がなくて海外で調査をしなければいけなかった。自分たちではここまで調べられなかった、チェックできなかった」ということを言っているようなんですけれども、国内にそういう検査機関がないということについては。
(大 臣)
いや、私詳しくわかりませんが、多分JADAに依頼をすればできるんじゃないでしょうか。
(記 者)
そうですか。
(事務方)
今はまだJADAがやっていないんですね。協賛企業だけやっています。
(大 臣)
協賛企業であればJADAが対応できるわけですから、そういう形で取り決めをしていただければ、十分国内で、JADAで対応できるんだろうと思います。
(記 者)
聖火台の検討状況についてお伺いします。大臣は先だって、4月中に考え方を取りまとめて調整会議に報告されるということをおっしゃっていましたけれども、そのあたりの現状の検討状況についてお伺いできますか。
(大 臣)
これまで3回開催をして、そのたびごとに事務局からブリーフィングをさせていただいていると思いますが、これまでIOCにおけるルール、ルールもこれは交渉ごとですが、これまでのルール、あるいは過去の大会の事例等、そしてまた消防法等の技術的な課題等々について検討をまとめてきております。いずれにせよ、今月というと来週ということでありますが、関係機関と調整を進めて、来週にも取りまとめていきたいと思っております。
(記 者)
今の話なんですが、一応来週にはまとまりそうだという状況でしょうか。
(大 臣)
今月中ということを申し上げてきましたし、今月中に調整会議に報告するということの予定でありますから、来週中にまとめて、そしてどのような形とするか調整会議に報告したいと思っております。