平成27年7月10日


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閣議後定例記者会見

1.冒頭発言
 おはようございます。
 今日の閣議では、水循環基本計画について、それから公共サービス改革基本方針の一部変更について、そして平成27年度特定港湾施設整備事業基本計画の処理について決定がありました。また、各種報告がございました。
 私のほうからはそれだけです。

2.質疑応答
(記者)
 1点、新国立競技場の整備に関してですけれども、先日、政府と東京都で作業チームをつくるということが決まったと思うんですが、これに関して、一日、二日ですが、準備状況に何か進展があればお願いいたします。
(大臣)
 できれば今週にもと思っておったんですが、まだ人の調整といいますか、まだ決まっておりませんので、今事務的に連絡を取り合いながら、それにしても、できるだけ早い時期にスタートしていきたいと思っております。
(記者)
 その質問に関連してなんですけれども、作業チームの中でどういうところまでを詰めていきたいかという、その金額への負担のあり方というところはあると思うんですけれども、具体的にどういうふうに議論を進めていきたいかというところの考え方を教えていただけますでしょうか。
(大臣)
 国としては、できるだけ東京都からいろいろな協力をいただきたいわけですから、国としてこういう形での協力をお願いできるのではないだろうかと、あるいは逆に東京都からは、ここまでなら東京都の方針として、あるいは都民の皆さんの理解を形にできるんだろうと、そういうふうなことをお互いに出し合って、そして数字を積み上げていくということになると思いますので、今の段階でどういう形かというのはまだちょっと早いかと思っております。
(記者)
 これに関連して、事務局のほうの事務方のトップがどなたになるかということと、早ければ7月末までにということを大臣おっしゃいましたけれども、後ろの期限として、遅くともこれぐらいの時期までに固めたいというのがありましたらお願いいたします。
(大臣)
 まず、事務局のトップというのは、誰がトップというのではなくて、うちの役所に事務局、取りまとめ役を置く。最終的には私と舛添さんで話をして、そして決めるということになります。
(記者)
 最後はいつまでにというのは。
(大臣)
 これは、できれば私は過般のIOCの理事会で、バッハ会長は大変心配しておられたという話も聞いておりますので、できれば7月末のクアラルンプールにおけるIOCの理事会並びに総会までには、粗々の形はできるようにしたいと思っております。ただ、舛添知事はそう期限を区切らないでと、東京都と大臣とで握手ができたんだから、その信頼関係でいいんだろうとおっしゃっていますので、そこはお互いに信頼をもとに進めていきたいと思っております。